用語解説

M性感・SM関連用語の解説ページです。用語クリックで詳細がご覧いただけます。

あ行

か行

さ行

た行

な行

は行

ま行

や行~わ行

A~Z

圧迫・窒息

SMプレイにおいてはパートナーを責める方法として、マゾヒストの肉体を圧迫することを概して圧迫系プレイといいます。前述の顔面騎乗はもちろん、ラバー製の衣服や拘束衣を用いるなどして、相手の肉体を責め上げ、呼吸を困難にさせる高度なテクニックを要するプレイです。肉体を用いた圧迫系プレイ

  • 顔面騎乗
    フェイスシッティングとも言います。ただし目的は性器への愛撫ではなく、マゾヒストの顔面を圧迫し呼吸を奪うことにあります。そのため数十秒おきに腰を浮かせ、呼吸の余地を持たせておくことが必要です。
  • 騎乗(シッティング)
    マゾヒストの肉体に座ることを指します。体格差にもよるが、胸に全体重をのせて座ればかなりの苦痛が伴います。仰向け、うつぶせどちらでもかまいませんが、仰向けに座る場合は、広げさせたマゾヒストの腕をサディストの足で踏むようにすればなお効果的です。四つんばいにさせて背に座るのは呼吸を苦しくさせないため、別物と認知されているようです。
  • 踏みつけ
    寝かせたマゾヒストの上に立つことを指します。バランスをとるのが難しいため裸足で行なうほうがよいでしょう。器具を用いた圧迫系プレイ。
  • 全頭マスクを用いたプレイ
    顔にぴったりフィットするラバーマスクで覆われると、呼吸が苦しくなり、同時にラバー臭で満たされるために息苦しさと暑苦しさは相当なものです。呼吸用の穴や隙間が確保されたものをおすすめします。
  • 猿轡を用いたプレイ
    口の中にインフレート・ギャグ、もしくはパンプ・ギャグと呼ばれるラバー風船を仕込んだ猿轡をかませ、ポンプで膨らませ、口内を内側から圧迫され鼻でしか呼吸できなくなるとともに、顔が膨らみ苦痛と羞恥を味わうことができます。鼻が詰まっているときには避けましょう。
  • 拘束具を用いた圧迫プレイ
    縄や革ベルトで胸を中心に拘束します。また幅広の革ベルト(ストラップ)で腹部をきつく拘束させてから、激しい運動を強要すると拘束により呼吸がしづらい状態となります。ベルトが汗によって濡れたり、金具が引き伸ばされていると即座に外すことが難しいので、手元に切断可能な道具を用意してから行ないましょう。
  • 拘束衣を用いた圧迫プレイ
    拘束衣で締め上げるだけでなく、コルセットを着用させることも充分な責めとなります。コルセットをつければ呼吸や食事も難しくなり血圧も上がるため失神しやすくなるとも言われています。コルセット以外では全身用のラバー(もしくはPVC)スーツを着用させます(併用も可)。ラバー、もしくはビニールの圧迫で全身が締め上げられるとともに汗が内部にたまり、首もしくは顔の開口部から蒸れた臭いがたちのぼり心理的にも効果的な責めとなるでしょう。その際、熱中症には注意が必要です。また、同じラバースーツでも2枚重ねになったものを用いて間に空気を入れることで、外側はパンパンに膨らんだ異様な姿、内側は空気により圧迫されるというタイプのスーツもあります。
  • バキュームプレイ
    ヨーロッパ・アメリカでマニアが存在するプレイで、ベッドほどのサイズの木枠の間に2枚のビニールシートを挟み、その間にマゾヒストを入れます。掃除機で間の空気を抜くと、はさまれたマゾヒストは全身を強力な2枚のシートに挟まれ、奇妙なオブジェと化します(もちろん呼吸用のパイプをくわえさせることをお忘れなく)。一歩間違えば死亡につながる危険なプレイです。
  • 人間ベッド
    ベッドのマットレスを人型にくりぬき、そこに拘束したマゾヒストを入れそのままベッドとして用いる屈辱的なプレイ。心理的な要素がとても強いです。
  • 落ちる
    ここで窒息の快楽に耽溺される方々に「落ちる」メカニズムを簡単に説明させていただきます。頚動脈洞反射(けいどうみゃくどうはんしゃ)とは、頚動脈洞を刺激することによって起こる舌咽神経-迷走神経反射です。喉仏の左右にある頚動脈洞を圧迫しますと、圧受容体が圧上昇を感知し、舌咽神経が延髄孤束核に伝えられ、孤束核から迷走神経背側核に伝えられて迷走神経が過剰な反射を起こし、心臓の洞房結節や房室結節に伝え抑制され、徐脈となり、血圧が低下して、脳幹へ行く血液が少なくなり脳幹での酸素量減少で失神状態に陥ることがあります。 これを、頚動脈洞性失神といいます。発見者の名前をとってツェルマーク・ヘーリング反射ともいわれています。

    脈拍が過剰になった時、それを抑えるために利用されることもあり、これらは一般的に頚動脈マッサージといわれています。また、柔道や柔術のような格闘技などの絞め技にも利用され、頚動脈洞反射によって失神した状態を「落ちる」と呼んでいます。

アナルフィスト

アナルフィストは肛門に手を入れることにより性的快感を得る性行為の一種です。SMのカテゴリーに分類されることもありますが、最近ではSMに限らずこのプレイを楽しんでいる人たちも少なくありません。

充分に肛門の筋肉をほぐした後、徐々に手を挿入する。膣と違いもともと拡がる前提の器官ではないため、通常初心者では指が入る程度で肛門に拳が入ることは難しい。>指を束ね手を細くして挿入するようにすると入りやすくなりますが、その際にはラバーグローブやリドカイン配合のゼリーを使用すると衛生面の不安や無用な苦痛を回避できます。
※リドカインは麻酔薬のため使用には十分な注意が必要です。 また、感覚が鈍くなるため快感を得にくくなります。そのため肛門の拡張を主目的とする場合には良いですが、より快感を求めるカップルには向かないでしょう。

肛門拡張を行なった熟練者では、手首全体を挿入することも可能になります。また、挿入後に拳を握る行為もアナルフィストの範疇でありますが、慣れない場合はかなりの危険が伴います。手首の挿入により、肛門が拡張され挿入されている側は大きな性的快感を得ることができます。

しかし、アナルフィストは非常にマニアックなテクニックであり、一般的ではないといえます。
また、強引に手を挿入することによって、肛門裂傷などを受傷する危険性も高いため、安易に試みることは危険です。十分な合意と拡張がなされぬまま試みられた場合、快感を得るどころか大きな苦痛を味わうことになるとともに、回復不可能な損傷を身体へ与えてしまう可能性があるため十分な注意が必要なのです。肛門は排泄器官として閉じていることが前提の器官です。そのため手が入るほど拡張された場合、排泄のコントロールを失うのではという、人間としての尊厳に関わる不安が生じます。
※実際には筋肉に損傷を負わせない限りそのような問題が生じることはありません

SMプレイの場合はその不安がマゾヒストにとって被虐の快楽となりますが、肛門性愛を互いに楽しもうとする場合は精神的なケアも必要です。
通常は、男性が女性の肛門に手を挿入するというパターンが多いのですが、同性愛者間(ゲイやレズビアン)や、マゾヒズムの男性の肛門にサディストの女性が手を挿入するというパターンもあります。
女性の方が手が小さいため、挿入側に向くといえるでしょう。

医療系プレイ

医療系プレイ(いりょうけいぷれい) は、主にSMで行われる医学的知識・経験をもとにしたプレイです。いわゆる「お医者さんごっこ」も含まれます。医療系プレイと呼ばれるものが発生した経緯膣・肛門への挿入は長い歴史を持ち比較的簡便に行えることから、衛生面に配慮すれば誰でも行うことができますが、性的嗜好が複雑化してくる中で、医者が患者に行うような行為に性的興奮を覚える性的倒錯が出現しました。 女性看護師に対するフェティシズムと、子どもの遊びであったお医者さんごっこなども影響があるとされています。
また、医者は患者に対して権威的にふるまうことがあり、服を脱がせる、恥ずかしい姿勢を強要する(ドクターハラスメント)なども日常的なため、性的な妄想をかきたてるには充分であるといえます。
そのために医療器具を手に入れ、医療行為の真似事をする医療系プレイが一部の愛好者に好まれています。実際のプレイ包括する範囲が広く明確な切り分けは難しいのですが、下記に例をあげてみました。

  • 診察
    医者と患者、という状況を演出して行います。イメージクラブなどでもそういったコースが存在しているようです。患者役を裸にして性器や乳房への触診や剃毛を行うこともあります。治療と称して性行為を行うなどです。白衣を着て聴診器を持つなどコスチュームプレイ、性的ロールプレイの側面が強いといえます。大掛かりになると、分娩台に患者を固定して、性器や肛門への触診や異物挿入などを行う場合もあります。
    こうした医療器具を用いると医療系プレイと見なされることも少なくありません。
  • 治療
    診察後の治療と称して浣腸や性器・肛門の拡張や異物挿入、または低周波マッサージ器による刺激など雰囲気を楽しみます。また患者役が同意すれば滅菌済みの注射針を刺すなどする場合もあります。医者役に知識と経験があればカテーテルによる導尿も行うこともあります。 また、クスコや肛門内視鏡などで膣や肛門内部を観察する、膣や陰唇の正確なサイズを測りカルテに記入する、写真で記録するなどの行為も行うことがあります。
    ロールプレイを重視する場合には性交を行わずに患者役に強制的な性的絶頂を喚起し、医者役が冷静に観察することで羞恥心を煽るなどのバリエーションもあります。 殺菌や消毒を必要とするため性器や臍にピアスをすることもプレイの一部と見なされることもあります。
  • 処置
    治療後に包帯で患者役を拘束します。ポルノ雑誌のグラビアなどでは性器を隠さず顔や腕を巻くので束縛感と羞恥心が高まります。包帯の隙間に点滴を刺し雰囲気を楽しむこともあるのでコスチュームプレイの側面もありますが、医師免許を持たない者が行うと処罰の対称になる行為もありますので、各人の責任においてお願いします。
    浣腸後に成人用オムツをさせてそのままオムツ内に糞便を排泄させる、浣腸は行わず単にオムツに失禁・脱糞させる、など後始末の際に羞恥心を煽る場合もあります。(おむつプレイ)

    注意点針を刺す、注射をするなどは医療行為と見なされることがあるので医師法、脱法ドラッグなどを用いた場合は薬事法に抵触することになります。

    また、充分な医療知識がないまま身体に傷をつける行為を行った場合は、怪我や感染症、怪我による後遺症など、取り返しのつかない事態になることがあるので充分な注意が必要です。また、上記の針・注射などの行為はビザールクリニックでは一切行っておりません。

金蹴りプレイ

金蹴りプレイ(急所蹴りプレイとも)とは一般に男性の睾丸を蹴り上げる行為を指します。 M男性とS女性の間で、主に性的興奮を高めるために行われるSMプレイの一種です。

M男性は睾丸の痛みそのものや、股間を押さえて苦しむ屈辱的な姿を支配者である女性に見られることに性的興奮を覚えます。M男性は全裸、ブリーフ、ビキニ(ラバーショーツ)やエナメルのボディスーツなど、股間の膨らみが目立つ好みのコスチュームを身につけプレイに臨む事が多いようです。場合によっては手足を拘束したり、コックリングなどを用いて睾丸を袋の根元から縛ったりしてプレイすることもあります。 本当に強く蹴るかどうかは、お互いの間でのコミュニケーションをよく図ることで決めるのが何より大切でしょう。

S女性は生足、ヒール、ブーツ、ミュールなどの甲で正面から睾丸を蹴り上げたり、四つん這いにさせたうえで後ろから蹴り上げたりして、M男性の悶絶する姿を楽しみます。 特に後ろからの金蹴りは副睾丸も直撃しますので、軽い蹴りでも相当な激痛を伴うことになります。

一般的に行われる金蹴りプレイのバリエーションに、格闘技プレイでの急所蹴り(急所打ち)があります。 S女性がキックボクシングや総合格闘技などの試合を模倣して格闘しながらM男性の股間を狙い、足の甲や膝で蹴り上げ集中的に責めあげます。この場合S女性側はハイヒールやブーツでプレイする事が多く、その結果打撃力が増すことになります。

他にもヒールや爪先での急所踏みつけでしたらあお向け、またはうつぶせにM男性を寝かし、股を開かせて睾丸を踏みつけますし、寝かしたM男性の両足を開いて急所(ペニスも含みます)を足の裏で小刻みに震わせて刺激する電気アンマなどもあります。

ぜひ自分だけの金蹴り急所責めプレイを、じっくりと堪能なさってはいかがでしょうか。

緊縛

緊縛は見た目もそうですが、縛る側、縛られる側、どちらにもSMの味わいを堪能できるということでは、まさにSM的なプレイともいえます。 縄で幾重にも縛られ身動きをできない状態で被虐の限りを尽くした調教を受けるというイメージは一般的にSMそのもののように思われているかもしれませんが、ここでは緊縛の歴史に簡単に説明していきます。

緊縛はそもそも拷問、刑罰として古くは日本で室町時代から行われていたもので、江戸時代の罪人の拘束にも多くの場合、縄による緊縛が用いられていました。
時代が経ち、捕縄術が発達するにつれ、どの様にしたら囚人が暴れるのを防ぎ、致命的なダメージを与えずにすむのかという研究が進みました。
当時の刑罰には市中引き回しなる晒し刑があったため身体の自由を奪い、逃げられない状態にするのは必須とする技術でした。 捕縄術が進歩するに従い、内容は高度に細分化されていきます。

その例としては罪人を縛り上げるときの身分や性別、年齢の違いによって結び目の結び方を変え、縄の通し方を異なったものにするなどがあります。 これは茶の湯(茶道)や生花(華道)あるいは日本武術、武道などのように動きに美麗を求める日本人独特の感性と、江戸時代という身分固定が生み出した必然的とも呼べる技術体系であるといわれています。

さて、人体のように不定形で個体差の大きいものは、縛るだけでは自由を奪うのは難しいとされています。実際に手首を縛ってみると、両手を束ねて縛っただけでは簡単にほどけてしまいます。
これは関節の自由度を考慮せずに縄をかけた結果であり、やはり緊縛には一定の技術・捕縄的な術が必要となってくるでしょう。
ただし緊縛の目的はあくまでも人間を拘束された状態で維持することで、あまりにきつく縛った結果、血流が阻害され健康を損なうといったことは絶対に避けなければなりません。
一般的には動きを封じるために関節で縛る、身体が動くことは結び目が緩むことにつながりますので出来る限り動かないように固定する、といった工夫が必要になってきます。 実際に捕縛に従事していた役人の修得した日本武術の柔術各流派には独自の縛り技法が伝えられていたそうです。
時代は流れ、性的な表現の幅が広がるとともに、この緊縛術はセクシャルなプレイの一環として、緊縛が幅広く取り入れられるようになっていったのです。

緊縛に用いられる素材についての説明です。
縄には大きく、麻縄と綿ロープがあります。

一般に緊縛で使用される麻縄はジュート縄が主流となっており、ジュート縄は伸縮性が無いので緊縛には向いている素材といえます。 ただ、そのままでは表面にケバが立つため“なめし”と呼ばれる処理(火で炙る、ベビーローションを馴染ませる、煮込むなど)が必要となり、手入れを怠るとパートナーに掻痒感などのストレスを与えてしまいます。

ジュート縄は非常に滑りにくい自然素材であるので、細かなザラつきが皮膚を受け止め、大きな力がかからない限りは皮膚を傷める心配はないとされています。

綿ロープはアクリル製で伸縮性があり、見た目にも鮮やかなのですが、力をかけた時に皮膚とのズレが生じやすく、擦過傷を起こす可能性もあります。

好みもありますが、まずは綿ロープで十分に慣れてから、麻縄に移行するのがいいでしょう。
縄のアイテムは、より被支配欲を充足させたい方にお薦めいたします。

擽り(くすぐり)

笑いについて

昔から「笑う門には福来る」と言われています。
中国語では「和気致祥」(和やかな雰囲気が幸せをもたらす)が、「笑う門には福来る」にあたる成句だというそうです。いつも笑いが絶えない明るい家庭には、自然に幸せが訪れるという意味は皆さんご存知でしょう。 笑うことが多い人の性格は、きっとポジティヴ・シンキングなので、良いことは良いこと、悪いことも次は良いことが来ると思っている。
最近の言い方だと「イメージトレーニング」の一種かも知れないです。

最近、笑うことが幸せになるだけでなく、健康の為にもなることが分かってきたそうです。
詳しいことはよく分かりませんが、笑うことによって、癌細胞をやっつけるNK(ナチュラルキラー)細胞が増えるとか、脳内の血流が増えて脳梗塞の予防に繋がるとか、果ては腹筋を使うので結構な運動になるのだそうです。 笑うことで健康にもなるのなら、これからも大いに笑って過ごすしかないですね。

因みに、笑い声の声紋を調べてみました。
「あいうえお」の母音の声紋と比べると、笑い声の声紋は、普通の言葉の声紋とはかなり違っていて、各周波数帯域に満遍なくエネルギーが含まれていました。楽器の音に近い音の出方なんですね。「笑いは百薬の長」或いは「笑う門には福来る」というお話ですが、この言葉には科学的な裏付けがあるようです。

医学的に説明しますと、右脳と左脳ということになるんですけれども、左脳は論理的なことを考えますよ。ロゴスですよね。右脳というのは情緒的なこと、音楽を鑑賞するとか、絵を見るとか、笑いも右脳に入ってきます。パトスの部分ですけれども、右脳を活性化するんです。左脳は日頃使っていますからね。 右脳と左脳をバランス良く使うこと、その中の一つに笑いがあるということですね。したがって明るく笑えば、脳が活性化するのです。

笑いは、健康にも心にも良い効果を与えると云われています。 人の笑顔を見ると、とても心が和みませんか?自分で、思いっきり、お腹の底から笑った時って、気持ちがすっきりしませんか?
心から楽しく笑うという動作が自分にも、周りの相手にも心を和ませとても元気を与えてくれます。「笑い」は神から人間への最高の贈物だと思います。温かい心からの笑顔は、人間関係の潤滑油にもなります。 相手をほっとさせます。気持ちをリラックスさせます。自分自身の気持ちも落ち着きます。

また、「笑い」には心のみならず、「脳の活性化」「免疫力の強化」「運動能力の向上」という効果があると云われています。「笑う」ことで自然に腹式呼吸が出来ます。腹式呼吸で酸素が脳に行き渡り自然に、また意識して大きな声で笑うとそれが「脳の活性化」に繋がるということです。

ここでは笑いが心身にもたらす効用について色々調べてみました。
『笑う門には福来る』という諺もあります。 時には「笑う」こと、「微笑む」ことを心掛けてみるのも良いのではないでしょうか。 「笑い」を生活に意識的に取り入れて心身ともに健康になりましょう。

皆さんの体の調子が悪い時ってなかなか笑えないですよね。逆に元気な時には笑いは付き物です。では逆に笑っていれば健康でいられるんじゃないかなと考えたりしませんか?

実はそうなんです。笑いは健康維持に役立つんです。実際に難病が治ったという報告もあるのですよ。病は気からという言葉があるように、健康も気からという言葉が最近あるそうです。そう言うわけで今回は笑いと健康について考えてみたいと思います。

笑うと脳が刺激されます。それが神経に伝わり神経ペプチドという免疫機能活性化ホルモンが分泌されます。このホルモンのお蔭で体の免疫力は高まるのです。またこの免疫機能活性化ホルモンとを繋ぐナチュラルキラー細胞と呼ばれている癌細胞の殺し屋の数が増えることが実験で確認されています。 笑い過ぎて筋肉痛? 笑うとお腹が痛くなる位、お腹の筋肉が収縮しますよね。これが筋肉トレーニングにもなるのだそうです。

胸やお腹、背中等の筋肉が笑いによって動かされます。 この運動量は、早歩き程の運動量より少ないですが運動不足の現代人や、お年寄り等には大変効果があります。
腹式呼吸になる程の笑いは腹式呼吸による効能効果も期待出来ます。
腹式呼吸は副交感神経の働きを助け自律神経を整えます。

大笑いした後、ゆったりとリラックスした気分になるのはこのお蔭です。作り笑いも自然な笑いと同じ効果があるそうですよ。楽しくなくても無理矢理笑って笑顔を作ると周りの人にも笑顔が移ります。その笑顔を見て楽しくなることもありますよね。笑顔は移りますから。笑顔を毎日作ることに努力をしてみては如何でしょうか。

笑うことによる笑いしわが増えることを心配される方もいますよね? 心配無用です。笑いによって顔の筋肉が鍛えられ、ますますハリと艶のある顔になることは間違いありません。
笑いで身体を強くする。心と身体に効果あり! 落ち込んでいたのに、大笑いしたら気分が明るくなった経験は誰にでもある筈です。

ストレスを緩和する以外にも、笑いには色々な効能があることが明らかになってきています。
笑いとひと口にいっても幾つかの種類があります。

まず、美味しいものを食べた時や安心が確保された時に起こる“快の笑い”があります。私たちは社会学的な生き物ですから協調しあったり、へつらうといった“社交上の笑い”が出来ます。
また、知的なジョークや落語を理解して起こる脳の“前頭葉の笑い”、努力後の達成感、精神的な歓びによる“スピリチュアルな笑い”もあります。 人体に起こる様々な不具合にこうした笑いが効果を発揮することが次第に明らかになってきています。

免疫力を上げ血糖値の正常化も効能のなかでよく知られているのが、NK(ナチュラルキラー)細胞の活性化でしょう。ウイルスに感染したり細胞が癌化した時に、笑うことでNK細胞が積極的な活動を起こし、がん細胞等を攻撃して排除する免疫力が高まるのです。

笑いによって、脳内神経伝達物質のセロトニンの分泌も活性化。これにより精神が安定し、うつ病やパニック障害、摂食障害の発症を抑えられます。精神的ストレス等で交感神経が過剰に高まっている時に笑うと、自律神経のスイッチが切り替わり副交感神経が活発にはたらいて安らぎや安心感をもたらします。同時にコルチゾールというホルモンの値も下がります。これはストレスを感じた時に副腎皮質から分泌されるものなので、ストレスを和らげていると云えます。

また、血糖値を正常化させる作用も確認されています。更に、大笑いすると腹筋の運動になり、血中の糖分や中性脂肪が燃焼。筋肉を使うことで、モルヒネの約六倍にあたる鎮痛作用を持つ脳内化学物質エンドルフィンが大量に分泌されることも明らかになっています。

様々な効果が明らかになってきた「笑い」。 これを用いて、心や身体が強くなったとの報告が多数発表されています。一方で、医療の現場にとり入れようとする試みも始まっています。今後、笑いによるさらなる効果や効能が期待できそうです。

 
笑いの主な効能
  • NK細胞の活性化で免疫力アップ
  • セロトニンの分泌、副交感神経の活性化で精神が安定
  • 血糖値の正常化
  • 腹筋を動かして脂肪を燃焼
  • エンドルフィンの分泌で痛みの緩和等
 
笑うと身体の中がどうなるの?

笑うことによって

  1. 脳が刺激され、それが神経へ伝わる
  2. 神経ペプチドという免疫機能活性ホルモンが分泌
  3. 神経ペプチドと結び付き、白血球の一つであるリンパ球でがん細胞や細菌に感染した細胞を死滅させ、癌細胞の殺し屋として有名なナチュラルキラー細胞が活性化される
  4. モルヒネの数倍もの鎮痛作用と快感作用のあるベータエンドルフィン等のホルモンも大量分泌

これらのことにより笑うことによって身体が活性化され、免疫力がアップすると言えます。 つまり、免疫コントロール、自己治癒力の向上がなされていると思われます。

脳から出るホルモンが生き方を変えるということでベストセラーになった、春山茂雄著『脳内革命』にもベータエンドルフィンの鎮痛効果以外の、老化を防止し自然治癒力を高める効果が記載されています。 更にこの笑いは腹式呼吸による効果も期待できるのです。腹式呼吸は副交感神経の働きを助けて自律神経を整えます。 笑うと横隔膜を鍛えることが出来るので、肺の強化に繋がります。

 
自律神経

交感神経と副交感神経の二種類があり、意志とは無関係に生体の植物的機能を自動的に調節する神経。
交感神経・・・・怒り、恐怖を感じた時に作用する。
副交感神経・・・・安らぎ、安心感を感じた時に作用する。

 
笑い過ぎたらどうなるの?

笑い過ぎてほっぺやおなかが痛い、という経験はありますよね? 笑う時には胸やお腹、腰、背中等、様々な部分の筋肉を使っています。これは筋肉トレーニングにもなります。この運動量は、早歩き程ではないですが、運動不足の現代人や、お年寄りにはたいへん効果があります。

また、笑い過ぎて涙が出たことがある方も多いのではないでしょうか? 涙は副交感神経の作用のみで出ると言われています。笑いには、自律神経を活性化し、 更に副交感神経の働きを優位の状態にする効果があるのです。大笑いしたあと、ゆったりとリラックスした気分になるのはこの副交感神経のお蔭なのです。

 
笑いの効果

鎮痛剤が手放せない重症の女性リウマチ患者26人に落語を1時間聞いてもらう実験を行なったところ、わずか1時間笑っただけで全員の痛みが楽になったとの報告があります。また、笑いによって全身麻酔をかけた時と同様の状態を作り出すことができるようです。

 
作り笑いでも効果はあるの?

同じ笑いでも、無理して笑う作り笑いはどうなのか気になりますよね?実は、作り笑顔でも同じように身体が活性化され、ナチュラルキラー細胞の働きが活発になるそうです。ですから楽しくなくても無理矢理笑って笑顔を作ることが大切ですね。

 
笑いシワを気にせず毎日笑顔を!

いくら笑うことが良いとは言っても、笑ってばかりいることは女性にとって大敵であるシワが気になります。しかし、実は顔には表情筋が20種類以上ありシワを気にして使わないでいると筋肉が衰えて、かえって肌のハリやツヤに悪影響を及ぼします。

人間は怒ったり強いストレスを感じると、脳からノルアドレナリンという強い毒性を持っている物質が分泌されます。この物質は蛇毒に次ぐ毒性をもつと云われています。ですからこのような恐ろしい物質を出さないように、すべてをプラス発想で考えて、いつも前向きで笑顔でいたいものです。

自分の身体の中からベータエンドルフィン等の物質を作り出すことによって自分自身の魅力を何倍も引き出して、心身に癒しと元気を与えてくれます。毎日はつらつとした笑顔でイキイキと過ごすことによって、いつも若々しく健康で、病気にも無縁で延命出来るのです。

 
 

くすぐり(擽り)とは、人だろうが獣だろうが皮膚表面を撫でたり指を前後に動かしてみたりみたり下でペロペロ等してくすぐり相手を笑い死にさせる武術の事である。

 
武術のポイント

相手の弱点を突くと言ってもよいでしょう。 まず、耳の周辺、首筋、脇の下、手の甲や手のひら、もものつけね、膝の裏、足の甲や裏等が相手に効果的な部位です(但し相手は同じとは限りません)。
くすぐりはあくまで“コチョコチョ”から成立つものである。

擽りをする部位
 脇腹
 肋骨附近
 肩甲骨
 乳首
 顔面
 眼球・瞼
 耳穴
 首筋
 腋
 手の甲
 掌
 太股
 足の付け根
 肛門
 腰
 膝の裏
 足の甲
 足の裏
 鼻の穴
 口蓋
 歯茎

 
くすぐりの起源

くすぐりはかつてこそばかす又はこそばゆいと呼んだそうです。
時の始めは18世紀にトルコで開発されたという説が有力です。
きっかけはマッサージ屋のマンネリ化で、ある日変わった治療法をしたいと思いつつも若い客の肩を揉んだらくすぐったがるものだから整体士はこれだと考えたそうな。こうして考案されたくすぐりはやがて日本にも広がり、こそばゆいやこそばかすと呼ばれるようになったそうです。

 
罰としてのくすぐり

くすぐりをするなら美女や美少女をターゲットにするなら面白いと思い、美女・美少女の身体をくすぐってみたいという方の為に以下に考案しました。

 ■抵抗できない状態。(これはかなり重要です!)
 ■美女を箱に入れて身動きができないようにする。
 ■縄で手足を縛り美女の身体を大の字にして身動きができないようにする。

主なくすぐり場所
 足裏
 太腿
 脇の下
 脇腹など

 
なぜこそばゆいのか?

一つの理由は血管の集中する場所や神経の集中する場所、あとはキメの細かい肌をした人はそこを触るとくすぐったがる。

 
くすぐり治療

くすぐり療法による治療は偉大である最近わかって来た事なのだが、今まで武術とされてきたくすぐりが医療に役立つ事が明らかになってきた。くすぐりとは触れた皮膚に刺激を与え、その部位を正常に戻すというものである。

例えば脇腹をくすぐりと心臓や肺・腹筋等の効能効果がある足の裏等は胃や目等の効能壺がある為、これから先の治療には期待ができそうである。但し水虫の足をおやりの際は足に消毒をしてから実行して下さい。

くすぐりの間の酸素摂取量は、有酸素運動に匹敵するとも言われているそうです。 一般人でも真似してそれっぽくは出来ますが、治療的に正しいくすぐりを行う場合はプロに任せましょう。
くすぐり治療をご希望の方はビザールクリニックへ是非おいでください。
くすぐりの名手がご案内させていただきます。

 

ご参考までに
松下一夫…
日本のAV監督兼AV男優。東京都新宿区出身。 小学校時代、アニメ『ルパン三世』で、峰不二子が大の字で磔(はりつけ)にされて、 マジックハンドを駆使したくすぐり責めされるシーンを見て「女スパイ」と「くすぐり」に目覚める。

「くすぐり」のテクニックはマジックハンド、毛筆を使う等バリエーションが豊富。 必殺技は奥義「ツボ揺らし」。 TVの深夜番組で神田うのやナイナイの岡村らを固定拘束した上でのくすぐり秘技を披露している。 本人曰く、日本(世界)で初めてAVに電マを持ちこんだのは自分との事。 「特許を取っておけばよかった(笑)」とインタビューで語っている。

1992年より「女スパイくすぐり拷問ビデオ」を数百タイトル以上販売し、“KUSUGURI”を世界に通ずる固有名詞にした功績を持つ。

言葉責め

言葉責め(ことばぜめ)は、SMのプレイスタイルとして発生し、今ではM性感や、ちょっとしたプレイにも応用されています。

言葉による刺激というのは左脳へ言葉で入力し、性的な興奮という形でアウトプットされるものであるため、直接的な刺激(肉体的な快楽)と併用すると効果が倍増する傾向があります。 種類としては、ねっとりいやらしいエロ系から「このブタ!」「バカマゾ」など罵倒系まで幅広く、S(サド=攻める方)の側にボキャブラリーのストックが要求されることと、トチったりどもったりすると、ご主人様や女王様(=Sの別称)としての威厳がなくなるばかりか場の雰囲気が冷めてしまい、かなり恥ずかしいこととなります。
ただ言葉を羅列すればいいというものではなく、美的センスを求められる。 ノウハウやHOW TOがないため、かなり経験と知識に豊富さが要求されることは言うまでもないでしょう。

 
言葉責めの注意点

ただ罵倒したり、いやらしい言葉を吐きかけても、相手によっては腹を立てたり滑稽にしか受け止めなかったりします。そのため、相手が興奮するポイントをきっちりと踏襲し、お互いの理解を深めた上で行わないと無効となる可能性があります。
また、難解な言葉や遠まわしな表現はなるべく使わない方がいいでしょう。これは、そうした言葉が脳に伝達するまでにワンクッションを置いてしまうからで、せっかくの興奮に水を差してしまいかねない恐れがあるからなのです。
言葉責めはテンポよく、スピーディーに行った方がお互いの気持ちは高揚しやすいと考えます。

 
言葉責めのテクニック

ただ単にいやらしい言葉で罵倒すれば良いと思っているならば、言葉責めについての考えを改めた方がいいですね。 言葉責めは呼吸のリズムや間の取り方、選び方のセンスなどが問われる難易度の高い遊戯です。そのため、素人考えで始めると相手が興ざめし、プレイの熱が急激に冷却される恐れがあります。

どんな言葉責めが理想かと言えば、まずはリズム感覚でしょう。 ランダムに「馬鹿死ねデブ薄汚い豚野郎が!!」などと絶叫したところで、Mは興奮などしないし、言ってる側も憎悪のような感情を剥き出しにしてしまうのでプレイとして成立しなくなってしまう。
よって、適切なリズムでキメる必要があるのです。 相手が感じている様を上から見下すような感じで「こんなに○○しちゃって」みたいな台詞をゆっくりと正確な発音と一定のリズムで言った後、「この豚野郎!!」というような畳み込むような三連譜を配置すると美しいリズムが発生します。この時、間に別のリズムをぶつけてポリリズムを演出するのも高等テクとしては効果的であります。

次に、間の取り方、タイミングの問題です。
いきなり「死ねクズ」みたいな入り方をするのも上級者ならいいでしょうが、慣れないうちはなるべくゆったりとした責めから入るのが定石です。このときの責めのステップあるいは手順として、最初に軽い辱しめるような言葉を投げかけ、次にそれをどんどん強化し、相手の欠点を突くようないやらしい言葉で増幅させるというパターンがおすすめです。合間に相手の本名や私生活に関する言葉を織り交ぜるとより効果的です。 このタイミングの取り方が少しでも早かったり遅かったりすると、興奮のメーターが一気に下がってしまうので、キメるところはばっちりキメたいもの。

最後に、センス・ボキャブラリーについて。
やはり一般的に使われている言葉とオリジナリティのある責め言葉を織り交ぜるのがプロの技です。また、相手に合わせて言葉を選ぶのが重要で、例えばガリガリに痩せているM男に対して「デブ・豚」などの普段本人が気にしていない言葉を浴びせかけても、全く効果は得られないと思います。

なので、相手が早漏ならば「もう○○なの?」と責め、相手が老人なら「いい年して○○」みたいな相手に合わせた言葉を選ぶ必要があるでしょう。 また、当然ながら行き過ぎた罵倒は相手がキレる可能性もあるので、プレイの範疇で抑えておきたいものです。先日親が死んだようなM男に「お前の親は死んで当然」のような笑えない責めを行っても、性的な興奮は引き出せないことは言うまでもありません。 プレイ前に相手にどんな欠点や性癖があり、どんな過去があるかも引きずりだして確認しておくと、プレイへの応用も利くし、言葉のバリエーションも増やせます。
そのため、プレイ前のコミュニケーションは言葉責めにおいては必須事項であるとさえ言えます。
あとはできるだけ分かりやすく、鋭さのある言葉(発音として)を選択していけば、プレイの成功は見込めるであろうと考えます。

 
言葉責めの意味

相手を言葉の力で性的に興奮させるという呪術は、タントラ的であるのかもしれませんが、性交に宗教的な意義や神を見出さなくても、言葉責めというスタイルは使用できます。
日常的なセックスの装飾として言葉責めを取り入れても良いし、エンターテイメントとしてアダルトビデオや風俗店でのプレイを盛り上げるための道具として導入してみるのも良いでしょう。 言葉責めはオールラウンドな技術であるので、磨けば磨くほど各ジャンルでの応用が可能なのです。

相手のツボを突いて興奮を引き出すという図式は、やはり魔的に映るかもしれませんが、使いこなしていくにつれ自然な形でのテクニックが身につき、日常での生活にも不思議と活気が出てくることと思われます。 言葉責めを行うことによって人間性が高められるならば、これはぜひとも実践してみるべき課題であると言えるのではないでしょうか。

サディズム

サディズム(英語: sadism)または加虐性欲(かぎゃくせいよく)は、相手(動物も含む)を身体的に虐待を与えたり、精神的に苦痛を与えたりすることによって性的快感を味わう、また、そのような行為をしている自分を妄想したり相手の苦痛の表情を想像して性的興奮を得る性的嗜好の一つのタイプです。極端な場合、精神的な障害とも見なされ、この場合は性的倒錯(パラフィリア)となります。巷では語感から佐虐性と言われる事もあります。(サド)

サディストがその性的嗜好を満たそうとするとき、それが相手に対して強制的に威嚇や暴力を行うのではなく、合意の上での行為である場合は相手がどのような意識で行為を受け入れているかで区別が生じます。人間関係の一環としての「性」を通じての交際の場合、許容できる範囲で、サディズムの人の要求に応えているが、積極的に加虐を受けることに快感などを感じない人の場合と、それに対し、加虐を受けることで、自身も性的興奮や性的快感を覚える人の場合があります。

一般的にサディズムである人間が同時にマゾヒズムであるケースがあり、このような場合、「サディズム」・「マゾヒズム」を合わせ「サドマゾヒズム」と呼びます。二つの名称の由来となったサドと、オーストリアの作家マゾッホも、この両方の性的嗜好を備えていたとされています。ドゥルーズはこの両者の本質的違いについて分析を試みました。

暴力的な行為を行ないながら性的な快楽が得られるか、という点については、「ランナーズ・ハイ」などと呼ばれる脳内麻薬物質の作用をもとに説明することも可能です。ですが、SM行為とされる鞭打ちや緊縛は重労働であり、それらの疲労や興奮から「ハイ」になることも指摘できます。そのため「単なる暴力」であっても「快楽」を得ていると受け取ることも可能なため、サディズムと暴力とが違うものであると認識されにくい要因の一つにもなっています。

羞恥プレイ

羞恥プレイとは、一般的なセックスやSMプレイなどの一環として行われるプレイです。性的興奮を高めるためにパートナーの羞恥心を煽る行為が羞恥プレイなのです。

通常のセックスでは、言葉による羞恥心の扇情が言葉責めとして羞恥プレイの一種にあたります。
たとえば、照明を消して行なうのが一般的な性行為の最中にパートナーがいかに性的に興奮しているかを言葉で表現することで、自覚している身体の変化以上にパートナーに性的な興奮を与える事ができます。

SMプレイにおいてはサディストがパートナーのマゾヒストを責める方法として、特に羞恥心を煽る行為を強要することを概して羞恥プレイと呼びます。ただしこの場合パートナーを性的に興奮させる事が目的なので、人格を貶めるような行為はプレイそのものを白けさせてしまう事もあり気配りが必要です。
多用されるプレイとしては以下のようなものがあります。

 
衣服に関するプレイ
  • 下着を着用させずに、しかもそれとわかる状況で人前に出す
  • 衣服を着用させずに人前、もしくは他人に見られる可能性のある場所へ連れ出す(露出プレイ)
  • 年齢に見合わない格好をさせる(熟女にセーラー服を着せるなど)
  • 羞恥心の強いパートナーに露出度の高い衣服を着せる
  • 男性に、ランジェリー・スカートなど女物の服を着せたり、化粧をし女性的な仕草や言葉づかいを強要する(強制女装)
 
性的な羞恥心を煽るプレイ
  • 他人の前でSM的な服従を強要する
  • パートナー以外との性行為を強要する
  • 衆人環視の中での性的な行為を行なう
  • 女装させたうえ、自慰行為を強要。あくまで女性として詰め物したブラジャーの上から胸を責め、からかう
 
物理的な羞恥を感じさせるプレイ
  • ボールギャグ(口枷・ギャグボール)をして涎を垂らさせる
  • 鼻フック(鼻鉤)をかけて外見を損なう
  • 排泄を限界まで我慢させ漏らさせる
  • おむつに排泄させる
  • 浣腸を施し衆人環視の排泄を強要する
  • スカートかランジェリーのみの女装で、前を隠せないように手を縛り、ノーパン状態とし、興奮して服を盛り上げてしまい無様な模様を嘲笑する

女装

女装(じょそう)とは、それぞれの文化によって「女性用」と規定されている衣服・装飾品を男性が身につけ、これによって外見の衣装上は女性の姿になることを云います。
男性の異性装であるといえます。

女装は、世界的に見て、歴史時代の記録からは、いずれの文化や社会においても存在しました。なぜ女装するのかの理由は様々であっても、女装が存在したことは事実であります。

例えば、古代ギリシアにおいては、英雄・アキレウスはトロイア戦争に参加すれば必ず戦死するとの予言があった為、アキレウスが戦争に加わるのを防ぐため、彼を女装させて娘たちのなかに置き、隠蔽しようとしたとする挿話がギリシア神話で伝えられています。また古代ローマでも、『サテュリコン』などが伝える性風俗として、少年が女装して売春を行っていたことなどが記されています。

古代エジプトやオリエントには宦官制度が存在し、男性の衣装とは異なる特別な服装で、女装に近い姿でした。中国にもまた歴史のほぼ全時期を通じて宦官が存在し、女装に近い独特な衣装であったようです。中国では、古代より女装した若い男性や青少年の売春が盛んで、纏足が女性の一般な風俗であった清朝の時代にあっても、巧妙な偽装によって纏足しているかのような外見を作り、女装する男性が多数に昇ったことが記録に残っています。

 
日本における歴史

日本において女装というものが、いつ頃から始まったのかは分かっていません。縄文時代、弥生時代では、男女の衣服があまり明確な区別を持たず、女装の定義を現代から窺い知ることは困難です。
但し、記紀においては倭健命が女装をして熊襲を撃つ場面が記述されていることから、日本においても女装の起源はかなり古い時期に遡ると推測されています。

他にも、骨皮道賢が敵の目を欺くために女装して逃げ出したという話が残っていますし、源義経と弁慶の五条大橋での出会いでは、義経は最初女装していたとも言われています。

平安時代には、女人禁制の寺院で僧侶が稚児と呼ばれていた少年を女装させて女性の代わりとする、といったことが日常的に行われるようになり、以降の男色・衆道といった同性愛文化の原点となりました。また、江戸時代には歌舞伎の女形などの女装少年が、体を売る陰間茶屋が武家などの上流階級だけでなく、庶民階級の間でも流行したりするなど女装は男色・衆道文化の重要な要素のひとつとなっていきました。

 
男装と女装の非対称性

生物的な基本原型としては、人間の種は、男性と女性の2つの生物性が基本となっています。また社会的・文化的な性(ジェンダー)においても、男性ジェンダーと女性ジェンダーが基本的な2つのジェンダーです。

このような生物的性とジェンダー性の二極性からすると、男装と女装は対称的なものと形式的には考えられますが、実際に歴史的社会的に現象している男装と女装は、社会や個々人の評価や価値観においても対称とは呼べません。 多くの文化・社会にあって、女性の男装は、男性の女装に較べ、あまり問題とされないことがあり、また男装への女性の関わりと、女装への男性の関わりを見ると、後者の方が文化的に複雑であり、女装者自身の心理においても複雑な様相を持っているといえます。

数的に見れば、1993年のアメリカでの大規模な調査では、男性の6%が女装の経験があり、女性の3%が男装の経験があると答えています。この調査からは、女装者が男装者の二倍存在することが分かると共に、異性装経験者が平均すると、男女で20人に1人存在すると云うことも分かります。

 
ジェンダーと女装

生物的な「性」とは別に、文化的・社会的な性とも言える「ジェンダー」概念が導入されることで、女装という現象の意味について、宗教や社会類型に基づく規範とは別の判断基準が生まれたとも言えます。

生物として人間を見ると、女性の方が男性よりも丈夫にできています。人類の基本形は女性であり、女性の生理器官や身体構造に変容や追加、単純化を行ったのが男性の身体だとも言えるでしょう。短期的な激しい活動に適するように男性の身体は設計されているとも言えます。

それに対し、女性の身体基盤は、微妙なバランスの上に成立しており、短期的な激しい活動には向かないが、持続的な生物としての生存活動にはより適した構造となっています。このことは、女性の平均寿命が男性よりも高いことが通常の社会で起こることよりも確認されます。

 
男性としての困難または性の多様性

男性は、強く、自主的で、自己主張し、能動的に振る舞うことが求められますが、これらの「強さ」「自己主張性」「能動性」などは、個人個人に程度に差があり、能動的に振る舞うことが自然な男性がいる他方、むしろ受動的で、強さではなく、弱さ、あるいは感性の繊細さを自分にとって本質的に重要と感じる男性も多数存在します。

このような背景にあって、パーソナリティの指向性、あるいは個人の好み、休息を求める指向、あるいは多面性を維持したいとの方向性、更に性的な嗜好や、精神障害に及ぶまでの非常に広い範囲で、男性自身における「男性であることの困難と矛盾」の問題が生じています。

これらはより詳細に説明する必要がありますが、大まかには次のように述べることができます。

  1. 男性として要求されるパーソナリティ像に順応することに疲労を感じる者が存在する。女装することが、このような人には、心の休息ともなる。

  2. 男性として振る舞うことに疲労を感じることもあれば、ない場合もあるが、自分の存在はより広がりがあると思い、その広がりのなかで、女性的な性質も自分の個性だと感じる者。このような人も女装することがある。

  3. ジェンダー・ロール(性役割)は、それぞれの社会によってある範囲に決まっているが、このようなジェンダー規定に対し、違和感を覚える者が存在する。このような人はむしろ、女装することで本来の自分であるという感覚を得ることがある。

  4. 先の 3 の例は、「ジェンダー違和感」の例であるが、ジェンダー違和感または性別不快症候群(性別違和症候群)がより強いものとなり、精神の安定を崩すほどのものとなった場合、女装することが本来的自己の回復となる人がいる。

  5. 2 と 3 と関連を有する場合とない場合があるが、心理的な固執が強くなり、精神障害的な様相に近づくか、または精神疾患の域にまで達した場合は、DSM では、これを性的フェティシズムの服装倒錯(transvestism)とする。トランスジェンダーやトランスヴェスティズムが精神障害に分類されることには異論が存在するが、現在の DSM では障害となる。

  6. トランスジェンダーの範疇とは別に、「性の多様性」のアピールの為に女装を強調する同性愛者の男性がいる。これはドラァグ・クイーンがその典型とも考えられる。

一般に、上記の 2 と 3 の場合はトランスジェンダーに入れて良く、4の場合は「トランスセクシュアル」に入れるようです。トランスジェンダーの場合は、性の多様な可能性を求める傾向があり、男性であるか女性であるかという択一問題ではないのが特徴だとも言えます。トランスセクシュアルの場合は、生物的な性別を(性別適合手術(SRS)などを通じて)転換することを望むことが多いです。

 
性的興奮と女装

女装によって性的興奮や性的快感が齎されることがあります。女性の衣類や装身具などを身にすることで性的興奮が起こる場合は、女装と言うより、衣類・装身具への性的フェティシズムと言うのが近いでしょう。なぜ性的興奮が生じるのかは、様々な性的嗜好が存在することから見ても分かるように、個人ごとで事情が異なります。

一方、フェティシズムとは別に、男性であることの重責からの解放という意味での女装や、ジェンダーの多様性を自覚するが故に女装を選ぶ場合も性的興奮は生じます。これらはまた様々な個人的な事情があると言えます。例えば、男性の衣類の状態では十全な自己に対する自信や確信が持てないのに対し、女装することでより本来的な自己が確立されたとの感覚や、心理的な安定から性欲の自然的な発動が生じる場合もあります。

意識的には自己が男性であると疑いなく確信を持つ人の場合も、女装によって、エキゾティックな感覚が生まれそこから性的興奮が導かれるという場合もあります。

 
文化としての女装

衣装のファッションは、起源的に多様であるといえます。性愛においても、同性愛や少年愛、少女愛が社会のある階層の人々のあいだでステイタスの条件として流行したことがあるようです。
早婚の意味の少女愛は、ファッションというより、実際的な必要性から生じた習慣とも言えますが、日本の平安盛期における『源氏物語』が伝えている光源氏の少女愛趣味は、これは一つのファッションであった可能性があります。

少年、青年、また成人男性が、強靱な精神と肉体を持ち、荒々しい言動や挙措であることが尚ばれる社会や時代が存在しますが、他方で、女性的な男子が社会的に理想とされるような社会や時代の文化も存在しています(日本の平安時代の貴族は、女性的であることが理想でもあった)。また奇異な行動や服装がもてはやされる時代もあって、女装やそれに類した行動様式が美しいとか望ましいとか考えられる文化のファッションも当然存在します。

ここから「ファッションとしての女装」というものがまた考えられるでしょう。1960年代から70年代にかけて、フラワームーヴメントが欧米にはあったが、男性が女性的な身なりをすることが流行しました。グラムロックやパンクファッションなどでも、男性が派手な衣装をし、ルージュを付けるなどです。これはヴィジュアル系と呼ばれるファッションにも通じているといえます。またメンズ・スカートなども、ファッションとしての女装の面が強い可能性があります。

 
代替役割としての女装

父権制社会が強固な原則を維持する場合、すべての指導的な役割は男性がこなすことになります。文化の次元でも同様な男性優位と男性独占が生じる場合、「女性の役割」を男性が演じねばならない事態が生まれることがあります。 日本の歌舞伎が代表的ですが、政治的・社会的な理由から、遊蕩の演芸の芸人に女性は介入してはならないという原則が立てられると、女性役は誰が演じるのかという問題が起こりました。ここから日本では、女形(おやま)という女性役を専門に演じる俳優が生まれたのです。女形は当然ながら女装して舞台に立つのですが、単に服装や装身具の問題だけではなく、言葉遣い・挙措において、「女性らしさ」が求められることになっていったのです。 イギリスの劇作家であり近代英語の確立者であるウィリアム・シェイクスピアの作品に登場する女性役は、女装した美少年が演じたともされています。シェイクスピアの劇作品のなかには、女性が男装して、そのことから生じる人間違いを主題とした喜劇があり、異性装の持つ意味をシェイクスピアは洞察していたとも言えるでしょう(ローレンス・オリヴィエ卿は言うまでもなく、男性でシェイクスピア劇の俳優ですが、彼の最初の出演では、女装して女性役を務めたことが知られる)。

 
現代における女装

世界的に見るとき、アブラハムの宗教の影響下にある社会は、女装を公的には否定する傾向があるようです。しかし、同性愛や少年愛がそうであるように、公的に否定されていますが、文化的には他の社会同様に、このような慣習や行動が存在したということは事実です。 20世紀より21世紀にかけては、ドラァグ・クイーンがもっとも目立ちますが、女装者は多数の人口に昇りました。イスラム社会はなお否定的であるようですが、欧米とそれに関連するキリスト教社会では、「性の多様性」の運動の進展と共にカミングアウトも増大し、女装に対する抵抗もなお存在しますが、女装者の可視性は高まってきています。

 
日本

1979年に東京都の神田に開店した5階建てのビルである女装クラブ兼販売店の「エリザベス」は、従来このような店舗が存在しなかったことから画期的でありました。エリザベスは、女装専門誌『くいーん』を発刊すると共に、通信販売を通じて、男性が着用できるサイズの女性衣類を販売し始めました。ただ、女装衣類専門ということから、品数に限度があり価格も相対的に高価であったようです。

2007年頃から、『学校へ行こう!MAX』や『お試しかっ!』などに代表されるテレビ番組でも男性芸能人や一般素人の男性が女装するという企画を頻繁に放送するようになり、女装スナック、女装バーのみならず、女装した男性によるメイド喫茶も登場するようになりました。女装のためのルームサロンも次々とオープン(主に関西が中心)しており、女装イベントも開催されているようです。

このような女装をする男性=女装者のことを女装子、あるいは女装娘(共にじょそこ、じょそうっこ)と呼称する場合があります。また、近年では、漫画やアニメなどのキャラ付けに使われる男の娘(おとこのこ)が、女装者に対してあてられることもあります。

 
異性装と性的指向

女装と性的指向は基本的に関係を持ちません。女装者であることは、同性愛あるいは異性愛であることとは別の次元のことであるといえます。女装は、宗教や文化に関係し、またもっとも一般には性役割と性自認に関係します。ジェンダーの多様性とその次元は、性的指向の次元とは独立しているというか、直交関係にあります。つまり、同性愛者であるという理由で女装をするとは限らず、女装しないとも限らないのです。

大半の男性同性愛者は女装しません。性自認が女性の同性愛者は女装します。この場合、当人は女装しているのではなく、本来の自分のジェンダーに合致した服装との認識を持っています。
性自認は多様であり、トランスジェンダーの人の性自認は、非常に複雑で個性的な場合があります。生物的な性別が男性の人が女性の衣装をまとうのを女装とすれば、トランスジェンダーの男性は女装していることになるが、当人の意識では、女装も男装も選択できる服装のありようで、特に女装しているという意識がないこともあるのです。例えば、性同一性障害を抱える生物学的男性の人の場合でも、その身体的な性別だけを見た単純な視点では一見「女装」のように見えますが、本人はあくまで「自分の性別に沿った服装」をしていることになります。

 
女装表現の魅惑と萌え

これらについては、メディアにおける「登場人物設定のガジェット」というべき類に入るとも考えられますが、作品の主題ではないことが明らかであるにもかかわらず敢えて「女装」の状況を作品に挿入する理由がまた別にあります。

このようなメディアの読者・消費者が、女装や性転換、ふたなりなどに対し魅惑を抱いている可能性が高いでしょう。21世紀の魔術的観念論ともいえますが、ジェンダーの像は時代や社会と共に変動しており、20世紀後半以降となると、固定的なジェンダーイメージに対する疑問が提示され、性の多様性はすなわち「ジェンダーの多様性」であり、性役割や性自認に関してより柔軟で可能性の高いイメージが潜在的に求められているといえます。

自己の存在のありように対し、より高い自由度を求めると共に、時代や周囲の文化の流行が一つの規範ともなっています。男性か女性かのジェンダー・アイデンティティは誕生後24月程度の時期に確立されるとされますが、性役割の認識と学習はそれよりも時間が必要であり、両親が子供をどのように扱うか、幼稚園・学校の教師の影響、更に同級生や同じ年代の子供のジェンダー概念が大きく影響することになるでしょう。
加えて、子供の周囲に存在する多様なメディアのメッセージがこれに関係します。子供自身は「自己の性別は生涯変更することができない」ことを学習するのは一般にプレ思春期に入ってからでしょう(かなりの確率で出現する半陰陽の人の性自認の問題はここでは別に致します)

日本では、10〜20代の青少年のあいだで性的自己同一性が拡散しているとの文献的報告による裏付けはありませんが、メディアが提供する仮想世界の状況では、男女の性転換が容易に可能であり、性役割の移行が表現され、両性具有性が実現されています。消費者は「女装」表現に魅惑を覚え、これを「萌え」とも称している事実があります。やおい(主に女性読者のために創作された、男性同性愛を題材にした漫画など)において男性キャラクター間の同性愛関係設定に魅惑があったように、男性登場人物に「女装設定」を行うことが、読者には魅惑要素となっている。

読者主体にとって、自己の性自認や「ジェンダーの多様性」の要請が、このような魅惑(萌え)となっているのか、このような魅惑が「流行規範」として個々の消費者を規制しているのか、現状では不明です。

性対象倒錯

最終目標は性交(セックス)にあるが、その相手や対象、状況などに何らかの嗜好や倒錯の認められる症状が、性対象倒錯(せいたいしょうとうさく)です。

性目標倒錯」と併発している場合も多く、厳密な区分は困難であるといえます。便宜的に「人物」「年齢」「物体」「状況」「その他」の4つに分類して挙げています。

 
人物への性対象倒錯

主に人物、または身体の部位や状態に関連する性的嗜好を挙げています。一般的な総称としては「フェティシズム(英語:Sexual fetishism)」や「フェティッシュ(英語:Fetish)」という言葉が広く知られており、日本では俗語的な略称「フェチ」なども同義であります。なお、身体の特定の部位(パーツ、英語:Parts)への性的嗜好は、広義に「パーシャリズム(英語:Partialism)」と言います。

 

アクロトモフィリア(身体欠損性愛)
手や足などの四肢を欠損(破壊)しようとする行為への性的嗜好。広義には「アポテムノフィリア(四肢欠損性愛)」に含まれる。英語:Acrotomophilia
 
アコースティックフィリア(音響性愛)
アコースティックフィリア(音響性愛)
 
アナスティーマフィリア(身長差性愛)
極端な身長差への性的嗜好。英語:Anasteemaphilia
 
アポテムノフィリア(四肢欠損性愛)
手や足などの四肢が欠損した身体への性的嗜好。なお、自分自身の身体に違和感を感じ、自らの四肢を欠損しようと願う嗜好は「スマトパラフィリア(四肢不一致症候群)」と呼ばれる。英語:Apotemnophiliaまたは Somatoparaphrenia
 
アベイショフィリア(身体障害性愛)
身体障害者、またはギプスや点滴などの医療器具を着用した負傷者への性的嗜好。英語:Abasiophilia
 
アンドロミメトフィリア(男子性転換性愛)
女性に性転換した男性への性的嗜好。広義に「トランスファン(性転換嗜好者)」に含まれる。英語:Andromimetophiliaまたは Transfan
 
オキュロフィリア(眼球性愛)
眼や瞼に対する性的嗜好。涙への性的嗜好がある「ダクライフィリア(泣哭性愛)」と混在する場合がある。英語:Oculophilia
 
オドントフィリア(歯牙性愛)
歯や牙への性的嗜好。英語:Odontophilia
 
オルファクトフィリア(体臭性愛)
汗や香水なども含めた体臭への性的嗜好。オスフレジオラグニアとも言う。英語:Olfactophiliaまたは Osphresiolagnia
 
グレイブラスネス(無毛性愛)
腋毛や陰毛といった性毛の未発生状態や剃毛への性的嗜好。「パイパン」や「剃毛プレイ」なども参照のこと。英語:Glabrousness
 
ジィネミメトフィリア(女子性転換性愛)
男性に性転換した女性への性的嗜好。広義に「トランスファン(性転換嗜好者)」に含まれる。英語:Gynemimetophiliaまたは Transfan
 
ステノラグニア(筋肉性愛)
筋肉質な体型への性的嗜好。英語:Sthenolagnia
 
ディスモーフォフィリア(奇形性愛)
奇形(畸形)体型への性的嗜好。ボディ・ディスモーフィック・ディソーダーとも言う。英語:Dysmorphophobiaまたは Body dysmorphic disorder
 
デフロランティズム(処女性愛)
処女や処女喪失への性的嗜好。英語:Deflorantism
 
トランスヴェストフィリア(性転換性愛)
性転換への性的嗜好。広義には「トランスセクシャリズム(英語:Transsexualism)」に含まれる。「性転換症候群」も参考のこと。英語:Transvestophilia
 
トリコフィリア(毛髪性愛)
毛髪や散髪行為への性的嗜好。ヘア・フェティシズムとも言う。英語:Trichophilia または Hair fetishism
 
ネクロフィリア(屍体性愛)
屍体(死体)への性的嗜好。ネクロマニアとも言うが、これは「アメリカ史上最低の映画監督」と呼ばれたエド・ウッドが1971年に発表した映画「ネクロマニア(英語:Necromania)」などでサブカルチャーの分野から広まった言葉で、同義ではあるが正式名称ではない。また、屍体を演じる(真似る)性的嗜好は「シュードネクロフィリア(英語:Pseudonecrophilia)」と言う。英語:Necrophilia
 
ノソフィリア(病症性愛)
病気や病症状態の身体への性的嗜好。英語:Nosophilia
 
ノーズ・フェティシズム(鼻性愛)
鼻や鼻孔への性的嗜好。ナソフィリアとも言う。英語:Nose fetishismまたは Nasophilia
 
ハイグロフィリア(分泌物性愛)
汗や涎などの分泌物への性的嗜好。英語:Hygrophilia
 
ピゴフィリア(臀部性愛)
臀部(尻)への性的嗜好。パイゴフィリアとも言う。英語:Pygophilia
 
ファット・フェティシズム(肥満性愛)
脂肪や肥満体形への性的嗜好。英語:Fat fetishism
 
ファロフィリア(巨根性愛)
大きな男性器や性機能の高い男性への性的嗜好。「ファルス(英語:Phallus)」信仰としても知られる。英語:Phallophilia
 
フォレスキン・フェティシズム(包皮性愛)
男性器の亀頭や女性器の陰核などを包む包皮への性的嗜好。英語:Foreskin fetishism
 
フート・フェティシズム(脚部性愛)
太股やふくらはぎ(腓腹筋)など脚(足)への性的嗜好。ポドフィリアとも言う。英語: Foot fetishism または Podophilia
 
ブレスト・フェティシズム(胸部性愛)
乳房や乳首への性的嗜好。本来は形状に関係なく、胸部全般への嗜好を指す。ただし、一般的にはサイズによって区分さることも多い。大きい乳房への嗜好は「マモフィリア(英語:Mammophilia)」と言い、「巨乳フェティシズム(巨乳フェチ)」などとも呼ばれる。小さい乳房への嗜好は「貧乳フェティシズム(貧乳フェチ)」などと呼ばれる。英語:Breast fetishism
 
メイシオフェリア(妊婦性愛)
妊婦や妊娠への性的嗜好。メイユーシオフィリアやプレグナンシー・フェティシズムとも言う。英語:Maiesiophiliaまたは Maieusiophilia、Pregnancy fetishism
 
メノフィリア(月経性愛)
月経(生理)への性的嗜好。英語:Menophilia
 
ラクトフィリア(母乳性愛)
母乳や授乳行為への性的嗜好。ラクタフィリアやガラクトフィリアとも言う。広義には「エロティック・ラクテーション(英語:Erotic lactation)」に含まれる。英語:Lactophiliaまたは Lactaphilia、Galactophilia
 
年齢への性対象倒錯

主に年齢に関連する性的嗜好を挙げる。なお、特定の年齢の人物に対する性的嗜好の場合もあれば、年齢差そのものへの性的嗜好の場合もある。また、年齢や性別の定義は医療機関によって多少の差異が存在する。

 

インファノフィリア(幼児性愛)
主に0歳から3歳頃の女子幼児への性的嗜好。ネピオフィリアとも言う。英語:Infantophiliaまたは Nepiophilia
 
エフェボフィリア(青年性愛)
成人男性による思春期の青年への性的嗜好。英語:Ephebophilia
 
クロノフィリア(年齢差性愛)
極端な年齢差への性的嗜好。原則として性別は関係がない。アニリラグニアとも言う。英語:Chronophiliaまたは Anililagnia
 
ジェロントフィリア(老人性愛)
老人や高齢者への性的嗜好。原則として性別は関係がない。ジェラントフィリアとも言う。英語:Gerontophilia
 
ニンフォフィリア(児童性愛)
主に4歳から11歳頃の女子児童への性的嗜好。英語:Nymphophilia
 
ペドフィリア(小児性愛)
主に11歳?13歳頃の少年や少女への性的嗜好。現在では一般的に、年齢や性別を区分した「インファノフィリア(幼児性愛)」や「ニンフォフィリア(児童性愛)」なども含む総称として普及している。児童虐待(幼児虐待)を含む犯罪用語の「チャイルド・マレスター(英語:Child molester)」も参照のこと。英語:Pedophilia
 
ペデラスティ(少年性愛)
成人男性によるエフェボフィリアよりも低年齢層の少年への性的嗜好。英語:Pederasty
 
へべフィリア(少年性愛)
成人女性による青年や少年への性的嗜好。英語:Hebephilia
 
物体への性対象倒錯

主に物体に関連する性的嗜好を挙げる。それらの物体を伴う(例えば着用しているような)人物に対する性行為の場合もあれば、物体そのものに対する性行為の場合もある。なお、物体そのものへの性的嗜好は、広義に「オブジェクト・セクシャリティー(英語:Object sexuality)」と言う。

 

アガルマトフィリア(偶像性愛)
人形や彫刻への性的嗜好。スタチューフィリアやペディオフィリアとも言う。「ピグマリオニズム(英語:Pygmalionism)」に含まれるが、日本では同義として和製英語の「ピグマリオン・コンプレックス」として知られている。英語:Agalmatophiliaまたは Statuephilia、Pediophilia
 
アンダーウェア・フェティシズム(下着性愛)
ブラジャーやパンティー、パンストやソックス、タイツなどの肌着や下着への性的嗜好。英語:Underwear fetishism
 
オートエロティシズム(機械性愛)
自動車やバイクなどの機械や工業製品への性的嗜好。英語:Autoeroticism
 
クロッシング・フェティシズム(衣服性愛)
毛皮やデニム、シルク素材などの布地や衣服への性的嗜好。広義には皮革も含まれるが、一般的にはBDSM的ファッションとして「レザー・フェティシズム」に区分されることも多い。英語:Clothing fetishism
 
サイダロドロモフィリア(列車性愛)
機関車や電車などの機械や鉄道製品への性的嗜好。英語:Siderodromophilia
 
シュー・フェティシズム(靴性愛)
ハイヒールやブーツなどの靴製品への性的嗜好。英語:Shoe fetishism
 
スモーキング・フェティシズム(喫煙性愛)
煙草の喫煙行為への性的嗜好。非喫煙者が咳き込む状況なども含まれる。 英語:Smoking fetishism
 
ティモフィリア(財産性愛)
財産や財宝への性的嗜好。英語:Timophilia
 
ミソフィリア(汚損性愛)
着用して汚れた衣服や下着、使用済み生理用品などへの性的嗜好。広義には、汗や垢、毛髪のフケなどの塩気を含む汚れへの性的嗜好の総称「ソリロフィリア(英語:Salirophilia)」に含まれる。英語:Mysophilia
 
バルーン・フェティシズム(風船性愛)
風船の膨張や弾力、破裂への嗜好。英語:Balloon fetishism
 
ピクトフィリア(画像性愛)
写真やビデオなどの映像への性的嗜好。広義にアダルトビデオなどの中毒症状を意味する「ポルノグラフィ・アディクション(英語:Pornography addiction)」に含まれる。英語:Pictophilia
 
ユニフォーム・フェティシズム(制服性愛)
制服やスポーツウェアなどの衣服への性的嗜好。英語:Uniform fetishism
 
ラバー・フェティシズム(ゴム性愛)
ラバー(ゴム)素材の衣服への性的嗜好。なお、海外では特定のラバー素材を冠して「ラテックス・フェティシズム」や「PVC(Polyvinyl chloride、ポリ塩化ビニル)・フェティシズム」とも言う。BDSM的ファッションでも多用される。英語:Rubber Fetishismまたは Latex and PVC fetishism
 
レザー・フェティシズム(皮革性愛)
天然または人工のレザー(皮革)素材の衣服への性的嗜好。毛皮を含む場合がある。ドーラフィリアとも言う。BDSM 的ファッションでも多用される。英語:Leather fetishismまたは Doraphilia
 
状況への性対象倒錯

主に状況や環境に関連する性的嗜好を挙げる。なお、それらの状況に遭遇した人物に対する性行為の場合もあれば、状況そのものに対する性行為の場合もある。

 

アムロフィリア(疑似盲目性愛)
目隠しなどの疑似的な盲目状態への性的嗜好。英語:Amaurophilia
 
アルゴラグニア(疼痛性愛)
疼痛(とうつう、痛み)に遭遇するような悪条件環境や残虐な行為に遭遇する状況への性的嗜好。英語:Algolagnia
 
エンドソーマフィリア(体内進入性愛)
体内に進入(侵入)する行為、または体内に存在する状況への性的嗜好。人間や動物とは限らず、空想(妄想)上の怪物の場合もある。また、出入口は性器とは限らない。エンドソームフィリアとも言う。英語:Endosomaphilia
 
オクロフィリア(群衆性愛)
群衆や大人数への性的嗜好。「グループセックス英語:Group sex)」や「輪姦」なども参照のこと。英語:Ochlophilia
 
オートアサシノフィリア(恐怖性愛)
殺人事件や強盗事件などに遭遇し、恐怖に慄く状況への性的嗜好。 英語:Autassassinophilia または Autoassassinophilia
 
オートガイネフィリア(女性化自己暗示性愛)
男性であれば「自分は女性だ」と空想(妄想)する性的嗜好。オートアンドロフィリアとも言う。「性別違和症候群」や「性同一性障害」なども参照のこと。英語:Autogynephilia または Autoandrophilia
 
オートネピオフィリア(幼児行動性愛)
赤ん坊や幼児のように振る舞う状況への性的嗜好。広義には、幼児のおむつやおしゃぶりへの嗜好なども指す「パラフィック・インファンタリズム(英語:Paraphilic infantilism)」に含まれる。英語:Autonepiophilia
 
カトプトロノフィリア(鏡像投影性愛)
鏡やモニターなどに投影される状況への性的嗜好。エスペクトフィリアとも言う。英語:Katoptronophilia または Espectrophilia
 
コーリオフィリア(舞踏性愛)
柔軟な身体や躍動する舞踏行為への性的嗜好。英語:Choreophelia
 
コプロラリア(猥語性愛)
猥褻な言葉や罵詈雑言への性的嗜好。コプロラグニアとも言う。 英語:Coprolalia または Coprographia
 
シンフォフィリア(災害性愛)
地震や台風などの自然災害への性的嗜好。英語:Symphorophilia
 
スードゥズーフィリア(動物擬態性愛)
耳や尻尾などで動物を真似る擬態行為への性的嗜好。ペットや家畜として扱う「ヒューマン・アニマル・ロールプレイ(英語:Animal roleplay)」もある。英語:Pseudozoophilia
 
ゼロフィリア(嫉妬性愛)
第三者が介入する嫉妬行為への性的嗜好。英語:Zelophilia
 
ソムノフィリア(睡眠性愛)
睡眠や昏睡、気絶した状況への性的嗜好。サムノフィリアとも言う。 英語:Somnophilia
 
ダクライフィリア(泣哭性愛)
泣くことや慟哭(どうこく)などの泣哭(きゅうこく)行為、涙などへの性的嗜好。ダクライラグニアとも言う。英語:Dacryphiliaまたは Dacrylagnia
 
トランスヴェスティズム(異性装性愛)
異性の服飾や衣服、アクセサリーなどへの性的嗜好。単独の変身行為の場合もあれば、相手の衣服との交換行為などが含まれる場合もある。男装や女装などの変身願望は総称として「クロス・ドレッシング(英語:Cross dressing)」と言う。英語:Transvestism
 
トロイリズム(三者性愛)
夫婦や恋人関係において、第三者が加わる状況への性的嗜好。トリオリズムとも言う。厳密には、「寝取られ」の性的嗜好で知られるフランス語の「コキュ(仏語:cocue)」や英語の「クッコルド(英語:Cuckold)」と異なるとされるが、混同している場合も多い。トロイリズムは第三者が認められている場合が多く、コキュは夫婦や恋人の片方が第三者を認めていない場合や嫉妬している場合などがある。パートナーを第三者へ晒す性的嗜好の「カンダウリズム(英語:Candaulism)」も参照のこと。英語:Troilism または Triolism
 
ナレートフィリア(口述性愛)
状況や行動を常に解説したり口述(ナレーション)する性的嗜好。猥褻な単語とは限らない。猥雑な単語への嗜好が強ければ「コプロラリア(猥語性愛)」として区別される。英語:Narratophilia
 
バイストフィリア(強姦性愛)
強姦(レイプ)や暴力行為への性的嗜好。レプトフィリアとも言う。英語:Biastophilia または Raptophilia
 
ハーマトフィリア(失態性愛)
何らかの失敗や失態行為への性的嗜好。英語:Harmatophilia
 
ヒエロフィリア(聖依性愛)
宗教や聖書に関連する状況への性的嗜好。テオフィリアとも言う。英語:Hierophilia または Theophilia
 
ホメオヴェスティズム(同性装性愛)
同性者の衣服やアクセサリーなどへの性的嗜好。広義には変身嗜好の総称「クロス・ドレッシング(英語:Cross dressing)」に含まれる。 英語:Homeovestism
 
ボラレフィリア(丸呑性愛)
相手の口内や胃袋に丸呑み(丸飲み)される性的嗜好。人間や動物とは限らず、空想(妄想)上の怪物の場合もある。ファゴフィリアとも言う。 英語:Vorarephiliaまたは Phagophilia
 
ポリテロフィリア(性行為連続性愛)
多くの人数との連続する性行為や、何度も性行為を繰り返すことへの性的嗜好。英語:Polyterophilia
 
マクロフィリア(巨人性愛)
大きな身体や、変身や突然変異などによってビル並みのサイズに巨大化する身体への性的嗜好。英語:Macrophilia
 
ミクロフィリア(矮人性愛)
小さな身体や、変身や突然変異などによってミニチュア並みのサイズに矮小化する身体への性的嗜好。英語:Microphilia
 
メディカル・フェティシズム(医療性愛)
診察や治療などの医療行為への性的嗜好。英語:Medical fetishism
 
その他の性対象倒錯
アラクネフィリア(蜘蛛性愛)
クモやムカデなどの節足動物への性的嗜好。英語:Arachnephilia
 
ズー・セクシャリズム(動物性愛)
異性愛や同性愛の概念と同様に、動物への性的指向。性的嗜好ではないことに注意。英語:Zoosexualism
 
スペクトロフィリア(霊体性愛)
神や天使、幽霊や霊魂などへの性的嗜好。英語:Spectrophilia
 
ズーフィリア(獣姦性愛)
獣姦への性的嗜好。厳密には「ズー・セクシャリズム(動物性愛)」と異なる。英語:Zoophilia
 
フォーミコフィリア(昆虫性愛)
昆虫が衣服や皮膚などを這うことへの性的嗜好。英語:Formicophilia
 
ミクソピック・ズーフィリア(窃視獣姦性愛)
動物の性行為を窃視する(覗き見る)性的嗜好。英語:Mixosopic zoophilia

性的嗜好

性的嗜好(せいてきしこう、英語:Sexually Interested in ‘X’)とは、人間の性的行動において、対象や目的について、その人固有の特徴のある方向性や様式を意味します。すなわち、対象や行動目標において特定の好みやこだわりが存在する場合、何らかの性的嗜好を持つといえます。
ただし、対象の性別についての方向性に関しては特に性的指向と呼び、通常は性的嗜好には含めず分けて扱います。

例えば、性的行動は一人でも成立しますが、その場合、性的な空想に耽って性的興奮を楽しむとか、また自慰などを行うとき、男性なら特定の女性アイドルと抱き合いまた性交しているイメージを想い浮かべるとか、あるいは女性ならロマンティックな情景を想像するなどの形で、嗜好が具体性を持ちます。 特定の相手に対しては、異性愛の男性だと、大きな乳房の女性がいい、いや小振りな胸が好きであるとかなどで嗜好がありますし、異性愛の女性だと、筋骨逞しい野性的な男が力強く抱きしめてくれるのが望ましいという人もいれば、体つきも言葉も優美な男性がいいという人もいらっしゃいます。

このような性的嗜好は、ごく自然なものでありますが、もっと細部にこだわりがある人も存在し、赤いハイヒールをはいたミニスカートの女性を見ると性的に興奮する男性もいれば、軍服や、警察官の制服を着た男性を見ると、魅惑されるという女性もおります。同性愛の男女だと、ボブヘアの小柄な少女が好みだというレズビアンの女性もいれば、スキンヘッドのバイクに乗った男に抱かれたいというゲイの男性もいます。

 
嗜好の多様性

性的嗜好は、一人での想像の場面でも、あるいは実際に相手と性的交際を結んでいる場面でも、様々なものがありえます。

一人の想像でも、相手がいる場合でも、対象の姿や身体の特徴、衣服や装身具の種類、話し方や身振り、動作、さらに、場面の香りや色や雰囲気、照明の光や、椅子や寝台、マットレスなど、色々な家具や道具などに好みのあることがあります。もっとも普通に男女が性的行為を行う場合でも、前戯をゆっくりと楽しむ人もいれば、いきなり行為に移るのが好きだという人もいます。どういう色の下着を男女ともに着用しているか、女性の下着だと、レース装飾の過剰なエロティックなものがあり、そのような下着を見るだけで射精してしまうという男性も存在します。

男性向けポルノ雑誌には、ときとして縄で縛られた全裸の女性の絵や写真が掲載されていることがありますが、縛り方にも実に多様な種類があり、緊縛師などという女性を縄で縛る技術が卓越した人も存在します。このような嗜好は、ボンデージあるいは縛り・緊縛などと言われていて、欧米でも珍しいことではありません。

女装すると興奮する男性もおり、相手の排尿を見る、排泄行為そのものに興奮、大便や小便を我慢する姿に興奮するという人もいます。バイブレータや張り形などの道具を使うのが好きだという男女もいます。どのような行為や仕草や、特徴や状況が性的な興奮を引き起こしたり、魅惑させたりするかは多様なものがあるといえます。

 
社会の規範

性や性行為は、それが生殖をもたらし子孫を再生産するということより、社会や共同体においては重要な意味を持ち、その為、社会的に、あるいは宗教的に認められない行為や、逆に推奨される行為の様式・種類などが生み出されてきました。これらは、禁忌が禁止を意味し、他方、正常の基準が、強制力を持つ推奨を意味するようになった。

 
同性愛をめぐる規範

キリスト教を文化の脊柱に持つ西欧においては、同性愛は嗜好の一種で禁忌とされ、宗教的世俗的にも逸脱で、罪であったようです。西欧近代においては、社会の規範に反するとされる性的嗜好の様式が想定されるようになり、クラフトエビングは『性の精神病理』において、異常な性的嗜好・性的倒錯の類型を症例記載したのです。

しかし、西欧では異常とされた同性愛は、自余の多数の社会においては、特筆すべき異常な嗜好とも、精神の障害とも見なされていなかったことも事実で、古典ギリシアでは、男性のあいだの愛は称賛されるものであり、古代ローマにおいては、人間の性的成熟には、異性愛と同性愛の両方が必要であるとも考えられていたようです。
そのことは、近代以前の日本や中国、また他の非西欧社会でも似たような事情であり、日本でも明治維新前の時代にはバイセクシャル的な考えが必ずしも異常とはされていなかったようです。

現在では、国際医学会やWHO(世界保健機関)により同性愛は「異常」「倒錯」「変態」とはみなさず、治療の対象から外されています。 また、かつては禁忌とされた西欧の多く(オランダなど)で、現在は同性結婚が認められてるようになりました。

 
ローマと中国の性的放縦

さらに加えれば、古代ローマにおいては、性的嗜好の多様性と偏倚性は想像を絶するばかりであり、エロティシズムの豊富さと洗練性において、ローマは破廉恥なまでに放縦であったと記録されています。皇帝が娼婦の陰毛を脱毛することも珍奇なことではなく、総じてローマの貴族たちは無毛嗜好を自然としており、これに並ぶ性的嗜好の奇怪なまでの放縦性は、纏足などに快楽を見出した中国文明の性的ソフィスティケーションにも窺うことができます。

 
正常と異常

性的嗜好に関しては、何が正常か異常かというようなノルム判断は、西欧においても中世にあっては、禁止される性的嗜好、社会の規範に抵触する嗜好や行為は存在しました。それは共同体の秩序の維持のために要請される規範であり、善良と邪悪の対立とも言えるものであったのです。現代社会でも秩序を攪乱する行為や傾向性は当然、断罪されます。

自慰は発達途上の青少年においても成人においても、人間の性的行動としては自然でありますが、19世紀のドイツやイギリスにおいては、明確な根拠も実証もないにもかかわらず、自慰は有害で異常であると医学で見なされ、自慰を強制的に禁止するための少年用の拘束具の類までも実用化されたようです。

 
性的嗜好と人間の実存

精神疾患は性的な倒錯を随伴し、この場合、異常な性的嗜好が精神疾患を引き起こしたのではなく、寧ろ、人格における障害が「異常」と見なされる性的嗜好の形態を誘導したと考えられる場合もあります。

 
性における健康

性的嗜好における正常と異常の区別は、特定の道徳的または宗教的な規範や人間観に基づく文化的な創作であると言えます。しかし、正常・異常の基準とは別に、個人やカップル、集団や社会にとっての性的行動の「健康」と「不健康」という基準は存在し得ます。

マゾヒズムとかマゾヒズムは異常な性的嗜好ではなく、自分自身に対するマゾヒズム行為も異常ではありません。 しかしそれが限度を上回り、当人の健康を損ない、さらに生命にまで危険を及ぼす場合は、異常という観点からではなく、健康な生・生活という観点からして逸脱だとせざるを得ないでしょう。あるいは拒否する相手にサディスティックな行為を強制することは、暴行であり傷害行為に他なりません。

新フロイト派のエーリッヒ・フロムは、マゾヒズム・マゾヒズムやBDSM、ネクロフィリア(死体愛好症)が、人間における悪と密接に関係していることを論じましたが、今日的には、必ずしもそれらが一つの同じ基盤にあるとは言えないでしょう。

性的倒錯(パラフィリア)

性的倒錯(せいてきとうさく)は英語で パラフィリア(Paraphilia)と言い、人間の性に関連する行動において、精神医学における病理的な精神疾患と診断される症状(性的嗜好)を指します。広い意味においては性道徳や社会通念(常識)から逸脱した性的嗜好(せいてきしこう)を指します。

ただし、性道徳や社会通念は抽象的な概念であることから、その基準や境界線は時代や文化、個人の価値観によって多様な解釈や定義が存在します。 また、それらの多様な解釈や定義が偏見や差別の原因になる可能性もあるので、充分な注意や配慮が必要であるといえます。

精神疾患(精神障害)の一種として診断される症状(性的嗜好)を指しますが、精神医学においても基準や境界線を厳密に定義することは困難であり、以下で述べる症例が、必ずしも精神疾患に該当するということにはなりません。また、あらゆる精神的または心理的な病理と同様に、古くから存在が確認されている症例もあれば、プライベート性が高く第三者に認識されにくい症例、時代や文化の変化と共に新しく誕生する(発見される)症例などもあるようです。

例として、自動車やバイクなどに対して性的指向を持ち、最終的に機械そのものと性行為に及ぶ「オートエロティシズム」や、企業や団体が採用する制服やスポーツウェアなどに対して性的指向を持つ「ユニフォーム・フェティシズム」などは、当然のことながら、自動車が発明されたり制服が公開されたりするまでは、誰にも認識されることがなかった症例ということになります。

 
語源

現在、各国で通用する英単語の「パラフィリア(英語:Paraphilia)」の語源は、ギリシア語の前置詞で「横」や「脇」を意味する「パラ(英語:para)」と、古代ギリシア語の名詞で「愛」を意味する「フィリア(英語:philia)」を足した言葉で、直訳すると「横に逸れた愛」といった意味を持つ。

病理学的な専門用語として客観的かつ中立的に表現し、偏見や差別を防止する目的で使用されるようになった造語であります。 「変態」や「異常」という言葉はもちろんのこと、「倒錯」や「逸脱」といった言葉でも一般的には誤解を招きやすく、客観性や中立性に欠ける表現になりかねないとの配慮から、アメリカ精神医学会(APA)や世界保健機関(WHO)などで使用されている、精神疾患であることを総合的に意味する「 メンタル・ディソーダー (英語:Mental disorder)」や、前述の「パラフィリア」などの専門用語を積極的に使用する方が望ましいとの意見もあるようです。

 
性的嗜好やフェティシズムとの類似性

精神医学におけるパラフィリアの定義や分類は、一般的な性的嗜好やフェティシズムの定義や分類と重複したり混同する場合が多いようです。例として、サディズム(加虐性愛)やマゾヒズム(被虐性愛)などの用語はパラフィリアの属性にも存在していますが、同時に一般的な性的嗜好や性風俗などの用語にも存在しており、実用上の区別としては厳密な基準や境界線は定義されていません。

従って、両者が混在して曖昧なまま使用されるような状況も散見されております。なお、パラフィリアとして診断される場合の性的嗜好は、厳密には「性嗜好障害(せいしこうしょうがい)」や「性嗜好異常(せいしこういじょう)」などの用語が使用されています。

性目標倒錯

最終目標が性交(セックス)ではなく、何らかの嗜好や倒錯した行為が認められる症状が「性目標倒錯(せいもくひょうとうさく)」です。 別述の「性対象倒錯(せいたいしょうとうさく)」と併発している場合も多く、厳密な区分は困難であるといえますがここでは出来る限り挙げております。
アクアフィリア(溺水性愛)
海やプールなどの水辺や水中、溺水や水没への性的嗜好。ハイドロフィリアとも言い、「ハイポクシフィリア(窒息性愛)」との混同も見られる。 英語:Aquaphiliaまたは Hydrophilia
アノレクタル(異物肛虐性愛)
肛門や直腸に異物を挿入する性的嗜好。英語:Anorectal
ウロフィリア(尿性愛)
排尿行為や飲尿行為、尿そのものへの性的嗜好。ウロラグニアとも言う。広義には「スカトロジー(英語:Scatology)」や「コプロフィリア(糞便性愛)」に含まれる。
英語:Urophiliaまたは Urolagnia
エキシビショニズム(露出性愛)
自分の裸体や性器を公衆の面前や第三者に晒す性的嗜好。恋人などのパートナーを晒す性的嗜好は「カンダウリズム(英語:Candaulism)」と言う。英語:Exhibitionism
エメトフィリア(嘔吐性愛)
嘔吐行為や吐き気、吐瀉物への性的嗜好。英語:Emetophilia
エロトフォノフィリア(殺人性愛)
殺人や殺害行為への性的嗜好。「快楽殺人(英語:Lust murder)」とほぼ同義に用いられる。
英語:Erotophonophilia
カニバリズム(食人性愛)
食人行為や人肉への性的嗜好。アントロポファジーとも言う。
英語:Cannibalismまたは Anthropophagy
クリスマフィリア(浣腸性愛)
浣腸行為や、浣腸器具を用いた排泄行為、糞便への性的嗜好。広義には「スカトロジー(英語:Scatology)」や「コプロフィリア(糞便性愛)」に含まれる。英語:Klismaphilia
クレプトフィリア(窃盗性愛)
窃盗行為への性的嗜好。クレマスティストフィリアやペッカトフィリアとも言う。
英語:Kleptophiliaまたは Chremastistophilia、Pecattiphilia
コプロフィリア(糞便性愛)
排便行為や食糞行為、糞便への性的嗜好。コプロラグニアとも言う。広義には「スカトロジー(英語:Scatology)」にも含まれる。
英語:Coprophilia または Coprolagnia
サディズム(加虐性愛)
性的虐待や性的暴力を与える性的嗜好。対語は「マゾヒズム(被虐性愛)」、両面性のある場合は「サドマゾヒズム(加虐被虐性愛)」。  英語:Sadism。 詳細別述:サディズム
サドマゾヒズム(加虐被虐性愛)
同一人物にサディズムとマゾヒズムが共存あるいは混在する性的嗜好。広義には、SM嗜好者が持つとされるサディズムとマゾヒズムの両面性も意味する。英語:Sadomasochism
英語圏では一般的に、拘束や束縛を意味する「ボンデージ(英語:Bondage)」、 調教や折檻を意味する「ディシプリン(英語:Discipline)」、 加虐性愛の「サディズム(英語:Sadism)」、 被虐性愛の「マゾヒズム(英語:Masochism)」 の4つの単語から頭文字を採った総称で「ビー・ディー・エス・エム(英語:BDSM)」と呼ばれる。
シトフィリア(食物性愛)
食物や飲料の咀嚼行為や身体への塗布行為などの性的嗜好。フード・プレイとも言う。
英語:Sitophiliaまたは Food play
スコプトフィリア(窃視性愛)
第三者の行動や性行為などを盗み見る(覗く)性的嗜好。スコポフィリアとも言う。一般には窃視行為の総称「ボイヤリズム(英語:Voyeurism)」で知られる。英語:Scoptophiliaまたは Scopophilia
ズー・サディズム(動物加虐性愛)
動物に対して性的虐待や性的暴力を与える性的嗜好。ビースティアル・サディズムとも言う。広義には動物虐待の総称「アニマル・アビューズ(英語:Animal abuse)」に含まれる。
英語:Zoo sadism または Bestialsadism
タナトフィリア(死性愛)
首吊りや入などの自殺(縊死)行為、殉死や切腹などの自傷行為への性的嗜好。「ネクロフィリア(屍体性愛)」とは異なり、あくまでも「自分自身の死」に向かう性的嗜好である。英語:Tanatophilia
タフェフィリア(埋葬性愛)
葬儀や埋葬行為への性的嗜好。「タナトフィリア(死性愛)」との混同も見られる。英語:Taphephilia
デンドロフィリア(樹木性愛)
樹木や植物への性的嗜好。英語:Dendrophilia
ハイブリストフィリア(犯罪性愛)
犯罪行為や違法行為への性的嗜好。ハーパクソフィリアとも言う。「快楽殺人(英語:Lust murder)」と異なり、必ずしも殺害行為は加わらないが、実用上は混同されている。
英語:Hybristophiliaまたは Harpaxophilia
ハイポクシフィリア(窒息性愛)
首絞めやビニール袋などを用いた低酸素症や窒息行為への性的嗜好。アスフィクシオフィリアやエロティック・アスフィケーションとも言う。英語:Hypoxyphilia または Asphixiophilia、Erotic asphyxiation
ピロフィリア(火炎性愛)
火や炎、火事や放火行為への性的嗜好。ピロラグニアやピロマニアとも言う。英語:Pyrophiliaまたは Pyromania、Pyrolagnia
フロツーリズム(接触性愛)
相手の身体や衣服に自分の性器を接触させる性的嗜好。厳密には、一般的な「痴漢(英語:Groping)」行為には潜在的な最終目標として性行為が含まれるが、フロツーリズムには性行為が含まれない。英語:Frotteurism
ヘモフィリア(血液性愛)
血液への性的嗜好。ヘマトフィリアやハエモフィリアとも言う。なお、吸血行為への性的嗜好は「バンパイアイズム(英語:Vampirism)」と言う。
英語:Hemophiliaまたは Hematophilia、Haemophilia
マゾヒズム(被虐性愛)
相手から性的虐待や性的暴力を受ける性的嗜好。対語は「サディズム(加虐性愛)」、両面性のある場合は「サドマゾヒズム(加虐被虐性愛)」。 英語:Masochism。 詳細別述:マゾヒズム
マノフィリア(手淫性愛)
手や腕への性的嗜好。単独のオナニーとは異なる。英語:Manophilia

ディシプリン

ディシプリン(discipline)はSMプレイにおける厳しい支配と服従関係の中で躾、懲戒、調教、懲罰といった行為・概念を示すBDSM用語です。 ディシプリン(discipline)は元々は「弟子(disciple)、門人の教育」を原義に持つ英語です。 英語の「discipline」には、以下の意味があります。

  • 訓練、鍛錬、修養
  • 躾、規律、風紀、統制
  • 懲罰、調教、懲戒、折檻
  • 専門分野、学問分野、学科

いわゆるご主人様と奴隷という関係でありますが、ディシプリンという場合は日常生活からすべてにおいてその関係で保たれる場合を指すことが多いようです。
SMプレイ中には主従関係はあってもプレイ終了時には普通の関係に戻るというようなものではなく、完全に支配的なパートナーが服従的なパートナーを支配下に置く、という概念であるといえます。 そのため屋敷の主人とメイド、教師と生徒、のように主従関係が変化しない関係になぞらえることが可能であり、ロールプレイにおいても好まれるモチーフです。

日常生活そのものがSMプレイのような状況であり、多くは支配・服従関係内の暗黙の了解を破った場合(敬語を使わなかった、命令に従わなかった、など)の懲戒が本格的なSMプレイの引き金となる場合が多く、支配的なパートナーが服従的なパートナーに対し絶対服従を身をもって示させることで、支配関係を強化するプレイを行ないます。

 
具体例


 ■支配者を尊称で呼ばせ、逆に被支配者を屈辱的な名で呼ぶ

 ■衣服着用や食事などあらゆる自由を被支配者に認めず、支配者の命令には絶対服従を強要する

 ■何らかの技術・知識の教導を行ない、未熟な成果には体罰を含む懲戒を与える

 ■共同生活の中で、家事全般を被支配者にまかせその結果を支配者が監督し、評価を下す

 ■性的虐待、鞭打ちなどを課し、それに感謝させる

 

かつては家長制度などで権威的に振舞っていた男性と女性の優位差や、傲慢にふるまう絶対王政の頃の支配者、などの行動が模倣されやすい。
ヨーロッパ、特にイギリスにおいては18〜19世紀の家庭教師が厳しい体罰を用いて子女を教育してきたため、教育的ディシプリンに対するフェティシズムも存在している。

また余談ではありますが、70年代のプログレッシブロックバンド、キングクリムゾンやジャネット・ジャクソンのアルバムタイトルにも使用されています。

ドライオーガズム(ドライオルガスムス)

通常の射精によるウェットオーガズムに対し、射精せずに絶頂に達することをドライオーガズムと云いますが、 ペニスを直接刺激したり尿道から直接カテーテルを挿入したりすることなしに、射精以上の快楽を得ようとするには、かなりの冒険旅行となります。

しかし、世の殿方はいつの時代も冒険が大好きです。
まずは肛門部や会陰部への直接刺激が中心となるでしょうが、それだけではドライオーガズムを得ることは出来ません。 そこで直腸前壁から前立腺・射精管・精嚢腺壁を間接的に刺激するこを覚えます。フィストファックの熟練者が熟知するように、S字結腸の一部も 拡張や刺激によって強烈な快楽を得られるエリアであります。

人間がエクスタシーに達する場合、自分の意思ではどうにもならない領域である、 不随意筋という筋肉がイレギュラーな反応すると云われています。 私たちが身体を動かす時には筋肉が収縮・弛緩することで骨格を動かし、 あらゆる動作が可能になるわけです。 このような働きをする筋肉を骨格筋と呼び、 自分の意志でコントロール可能な骨格筋を随意筋と呼びます。

外肛門括約筋は、排便の際に自分自身で締めたり、 緩めたりする行為を自由に制御可能な随意筋であり、 肛門挙筋・恥骨直腸筋も排便に重要な役割を果たす随意筋です。 これらの骨格筋はドライオルガスムスを得る場合においては、 邪魔な動きをしてしまう筋肉であります。

この随意筋の動きに対して、自律神経で支配される不随意筋という骨格筋は、 自分の意思では緩めたり締めたりできない筋肉です。 内肛門括約筋は自律神経支配によって、いつも肛門をある一定の力で締めている筋肉です。

自身の意志でコントロール可能な随意筋である外肛門括約筋の動作を抑制し、 自律神経により支配される不随意筋である内肛門括約筋や 同じく自律神経により支配される大腸の蠕動運動を 弛緩させることがドライオルガスムスを得る第一歩となります。 射精を伴わない為、最終的にはマルチプルオーガズムと云う、 何度もエクスタシーを得られる体質に改善していくことを追求します。 射精を伴わないからこそ、女性のように連続してイクことができるようになるのです。

 

■運動不足及び深酒による不摂生な生活習慣
 運動不足=筋肉の衰えが招く内臓への負担と疾患兆候
 二日酔いになるほどの深酒=前日の不摂生による体調不良が原因でイキずらい

■内臓脂肪 (脂肪過多)

■自分でアナルを弄り過ぎる=腸壁のただれにつながり施術が出来ない

■メンタル面でのこと
 合体願望=セックスによる挿入で快感を得ようとする気持ち。一体になりたいと強く思う。
 レイプ願望=女性の意思を無視し欲望を満たす気持ち。
 手マン願望=潮吹きをさせるべく女性器を執拗に指などで責めたい気持ち。

尿道責め

現実問題、尿道というのはそれ程大きく拡がる器官ではないが、
拡張を行えば細いバイブ程度の大きさであれば入る可能性は有り得ます。
物理的な話を言えば女性の方が拡がる可能性は有ります。

ですが、下手に何かを挿入すれば膀胱炎尿道炎等を起こす可能性が高く
実際に行う上では注意を要するでしょう。

  • 尿道カテーテル
    尿道カテーテル(にょうどうかてーてる、英: urinary catheter)とは、尿道口から膀胱に通して導尿する目的で使用されるカテーテルである。経尿道的カテーテル(けいにょうどうてきかてーてる)とも呼ばれる。
    男性の場合は尿道が長く、また前立腺が存在するので挿入が難しい。女性の場合は尿道口の確認が困難で、極端に太った体型の場合は難易度が増す。清潔と愛護操作が必要である。以前は挿入前に尿道口をイソジンなどで消毒していたが消毒をすることに意義がないことが判ってきており、消毒なしで留置されることが増えている。(仰向けに寝ている患者の)ペニスを軽く上方に引っ張りながら親指と人差し指で尿道口が広がるように摘まんで持ち、開いた尿道口にカテーテルをゆっくりと挿入していく。潤滑と痛みの緩和の為にキシロカインゼリーを前もって塗っておくとよい。
  • バルーンカテーテル
    バルーンカテーテルを留置する場合はカテーテルを末端まで挿入した後に、バルーンを蒸留水、もしくは専用のバルーン固定液で膨らませる。なお生理食塩水のように溶質に固形の物質が含まれるものをバルーン固定液として用いることは禁忌である。
  • プジー
    金属製,ゴム製などの細い管または棒で,おもに尿道などの狭い体管腔に挿入して,狭窄部分の拡張をはかるために用いられる医療器具である

フェティシズム

フェティシズム(英語:Fetishism)は、人類学・宗教学では呪物崇拝、経済学では物神崇拝と訳されますが、心理学では性的倒錯の一つのあり方で、物品や生き物、人体の一部などに性的に引き寄せられ、性的魅惑を感じるものを言います。

ジークムント・フロイトが、生命のない物品や人間の特定の身体部位などを愛情の対象とする、ある種の性的倒錯の形態を説明するため、この概念を流用しました。極端な場合は、性的倒錯や変態性欲の範疇に入ります。

現代の日本でフェティシズムという場合、上記のうち心理学的な意味における「性的フェティシズム」を指すことが多いようです。本来、精神医学ではかなり深いこだわりを指すものであるが、省略形・俗語でフェチとも言われ、単なる性的嗜好の意味で使われている場合がほとんどです。また、フェティシズムを向ける対象をフェティッシュ(fetish)、フェティシズムの志向を持つ人をフェティシスト(fetishist)といいます。

 
精神医学的なフェティシズム

精神医学でいうフェティシズムは変態性欲、性的倒錯とされており現代日本で用いられる軽い趣味ではなく、性的対象の歪曲を指しています。
診断は訓練をつんだ専門家によって行なわなければなりませんが、アメリカ精神医学会の精神障害の診断と統計の手引きにはフェティシズムの診断ガイドラインが設けられています。

それによれば、

  • 長期(少なくとも6ヶ月以上)にわたる、生命のない対象物に対する強烈な性衝動、妄想、行動が持続、反復する
  • その性衝動、妄想、行動により著しい苦痛、または社会的、職業的な障害を引き起こしている
  • 対象物は衣服や性具に限らない

とされています。
また、物以外の状況・行動などへの偏愛はおおまかにパラフィリアと呼ばれます。

 
フェティシズムの誤用

胸の大きな女性が好きだから自分はおっぱいフェチだなどと自称する人は多いですが、これらは上記の基準に照らし合わせればフェティシズムには分類されません。彼らの性欲の対象は胸の大きな女性との交際・性行為でありますので、胸が大きい女性との性行為しかままならない、というほどの性的対象の歪曲が持続して初めて性的フェティシズムと言えるでしょう。

俗語としてのフェチは、交際・性行為がメインであり、それを彩るための副菜・添え物としての趣味を指すため、専門用語としてのフェティシズムとはかなり乖離した意味であることの認識が必要です。

かつては隠微なものであった特殊な嗜好も、近年ではフェチという言葉が一般化し、脇フェチ、尻フェチ、二の腕フェチなど一層細分化され、パーツへのこだわりという現象が顕著になってきています。また、近年ではめがねフェチ、鎖骨フェチ、声フェチ、腹筋フェチなどといった言葉で語られる女性の男性に対するパーツ化された嗜好が一般に語られるようになってきているようです。ただこれらは俗称であり誤用です。

現在ではこちらの俗称の方が広まったため、本来の意味でのフェティシストの人がこちらのタイプの人と誤認されることも多く、異性ではなくて同性に関連する物に対して性的興奮を覚える人、男性でありながらフェチ画像をWebサイトなどで公開している人などが同性愛者であると誤解されること、或いは曲解される事も少なくありません。
一部には本物の同性愛者も存在する物の、あくまで同性ではなく、それに関連する物が対象であるため、これらのフェティシストの人が全て同性愛者である訳ではありません。

 
鑑賞・実践について

フェティシストには大きく分けて 鑑賞派 と 実践派 の2種類が存在しており、それぞれが独立した別の性嗜好として存在しています。 また、この両者はその性質上、同一の名前であっても全く異なる性嗜好であるために、しばし反目することも多く混同が問題となることもあるようです。

鑑賞派
性対象の人・物を鑑賞することで性的欲求を満足させる人のことです。
以下に具体的な特徴を記します。
  • フェティシストの中では多数派であると思われる
  • あくまで鑑賞であるため、前述の俗語としての意味合いが強いと思われる
例えば水着フェチであれば、水着を着た異性の姿を見る事などであり、本来の目的はその異性であり、水着はそれを彩るためのものであると言うことです。
 
実践派
自分自身で、あるいは自分自身が(本来の意味での)フェチ対象となる物を用いて、性的欲求を満足させる人のことです。
  • フェティシストの中では少数派であると思われる
  • 前述の俗語としての意味合いに限らず、本来のフェチ。つまりは対象とされる物への直接的な性嗜好である場合も多いと思われる
例えば水着フェチであれば、本人が水着を着用するなどをして性的欲求を満足させることであり、この場合は異性などを伴わずに水着そのものに性的欲求を感じている場合もあり得ると言えでしょう。

但し人によっては、水着が異性用の物であれば、本来着ているべき異性を自分に置き換えただけであったり、使用済みの物を着ることで、前に着ていた異性のことを想像する人もいるため、一概には言うことはできません。男性に限らず、たとえばぶかぶかな男のワイシャツを着ることにフェティシズムを感じる女性もいたりします。
 
性差

日本では、男性のフェティシズムが変態性欲の一つとみなされることが多い一方、女性のフェティシズムはさほど論じられていません。そのことを男性のフェティシズムは市民権を得ているが、女性のそれは認知されていないことの性差であると指摘する意見もあるようです。精神医学的な立場から言えばフェティシズム傾向が認められる患者は圧倒的に男性が多いとされています。

 
様々なフェティシズム・パラフィリア

おおまかに言って、物に対する執着はフェティシズム、状態に対する執着はパラフィリアと分類できるでしょう。

女性の足・脚に対する偏愛
  • 作家・谷崎潤一郎が初期の『刺青』から晩年の『瘋癲老人日記』まで、女性の足にこだわりを見せたことは有名です。『瘋癲老人日記』(1961年)は、若い嫁の足に踏みつけられることを夢想し、死んでゆく男性を描いています。フェチを描いた先駆的小説である(足に対する偏愛は「谷崎趣味」と呼ばれることもあったようです)

  • 生活の洋風化にともない女性のハイヒールやストッキング姿などに執着するフェティシズムが、日本で一般にも認知されるようになったのです。欧米では早くからハイヒール・ピンヒールに対するフェティシズムがあったことが1946年から1954年まで発行された『Bizarre』というフェティッシュマガジンに見て取れます。

  • 女性の身体の局所部分に対する類似の偏愛として、手指やうなじ・鎖骨(デコルテ)などに対する執着を見せる男性も少なくありません。様々な局所部分に対する偏愛・執着を指す表現が定義できますが、上述のような俗語的な意味合いとの混同に注意を要します。

服装・外見への偏愛
  • 西欧文化圏では拘束具としてロープよりも手枷などが発達し、そうした拘束状態を示す言葉としてボンデージ(Bondage)が定着したようです。SMでも用いられていたパンクファッションに見られた鋲付きの皮革・エナメルの衣装などが、1990年代初め、シャネル、ベルサーチなどがファッションに取り入れボンデージファッションと呼ばれるようになりました。アメリカの歌手マドンナもゴルチエのSMボンデージ風の衣装を好んで身に付けていたのは記憶に新しいところです。これがさらに主に西欧で発展し、皮革・エナメル・ラバー(ゴム)などの素材を用いたフェティッシュファッションと呼ばれる分野で2000年代に入り多くのデザイナーが登場しています。

  • 上記のSMボンデージとはやや異なり、レザーウェアの素材である皮革の方に執着するフェティシズムが、男女双方に存在します。多様なスタイルで取り入れられています。欧米、特にイギリスやドイツに専門誌、専門サイトが多いようです。

  • フォーマルウェアを着用した異性・若しくはフォーマルウェアそのものに対する偏愛・執着を見せるフェティシズム現象は古くから男女ともに見られます。女性であれば男性のスーツ(背広)・タキシード・紋付袴姿に対する執着、男性であれば女性のドレス(特にウェディングドレス)・レディーススーツ・スカート姿・舞台衣装・ダンスウェアをはじめ、和装・巫女装束などの儀式衣装などに偏愛を見せるケースがあります。これらのフォーマルウェアには男女を問わず独特の非日常性と社会的性(ジェンダー)を視覚的に際立たせる要素を持っているため、フェティシズムの対象となり易いといえます。着飾った異性よりも、衣裳(更に際立ったケースとして、衣裳を形成している「布生地」)そのものに対する執着を見せるケースが多いようです。これも俗語的な意味でのフェティシズムとの混同に注意を要するケースであります。

  • 女性の下着、タイツ、ストッキングに執着し、秘かに持ち去ってゆく者(下着泥棒)もおります。女性に直接危害を加えるわけではないが、やはり気味が悪いと思う女性は数多いでしょう。一般的には布よりも中身に価値があるはずですが、着用している異性自身よりも衣服や布地に対して異常な関心を示す点に、性対象の歪曲が見られます。上記項目と類似する点です。

  • 男女問わず学生服姿や体操着姿、また医師・看護師の白衣他、職業などを想起させる制服に対する性的嗜好の固着が見られます。アダルトビデオなどの性風俗的なメディアで多用されているために一概に精神医学的な考察はふさわしくありません。第二次性徴の折りに性的好奇心が高まることは珍しいことではなく、その象徴としてのセーラー服やブルマー、スクール水着などへの執着は必ずしも性的逸脱とは言い切れないですが、あまりに逸脱の見られる場合はフェティシズム的服装倒錯症に分類されることがあるようです。1990年代に生まれたブルセラショップを支えたものはこうした性的逸脱であるという論拠も多いのですが推測の域を出ません(ブルセラでは女子高生の唾液さえも商品になったが、現在は法規制されています)。

  • 長髪、短い髪、赤髪など髪の毛の長さや色に執着する者も少なくありません。また、女性が髪を切る過程に興奮する者も多く存在します。

  • 「レインコートフェティシズム」とはレインコートを着用した女性・レインコートにとくに欲情をかきたてられる性癖を指します(おもに男性。女性ではまれ)。最近では(2009年以降)、レインコートフェティシズムをテーマにしたアダルトDVDも多数製作されているようです。代表的なものに「エンドレスレインコート」シリーズなどがあります。

素材・道具への偏愛
  • 上記項目にもあるように、タイツ・ストッキングなどの伸縮生地、男性用スーツや女性用ブレザーなどのウール化繊、女性用フォーマルドレスなどの艶に富んだ華美な生地(特にサテン・ジョーゼット・オーガンジーといった化繊や、シルク生地)といった特定の生地素材に対する偏愛・執着。

  • ラバーフェティシズムと呼ばれる天然ゴムやPVC(塩化ビニール)の感触に対する性的嗜好の固着は欧米を中心に発達しています。欧米では専門誌も数多く刊行されています。

  • 風船に性的興奮を覚える人が膨らましたり、抱いたり、破裂させたり、等色々な行為をして楽しむことがあり、どうやら、破裂する寸前の洋梨形や、割ることに興奮を覚えるらしいです。自分だけで楽しんでいる人が多く、世間に危害を与えるようなことはないです。最近では風船フェティシズムをテーマにしたDVDが日本では多数製作されているそうです。

状態への偏愛
  • ウェット&メッシーと呼ばれる、対象の濡れた姿、あるいは泥水や汚泥にまみれた姿に対する偏愛が存在します。水着姿の女性が全身を使って車を洗うという「カーウォッシュ(ガール)フェティシズム」は日本ではほぼ皆無ですが、アメリカではメジャーなフェティシズムであります。類似のものとして異性の衣裳を損壊させたり切り裂いたりした状態(リッピング)に対する偏愛もあり、いずれも「対象の状態」に注視しているフェティシズムといえます。 対象の姿のみならず、自身でそういう遊びをすることを好む者も存在します。

  • 煙草を吸う女性、太った異性、妊娠した女性など特殊な状態の対象者に執着。

  • ギターを弾く男性の手指・ピアノを弾く女性の手指・裁縫をする女性の手指・サッカーをしている男性の脚といった、特定行動下における異性への偏愛など。

フェムドム

フェムドム(Femdom)はフィメール ドミナンス(Female dominance) の略で、BDSMプレイにおいて女性が支配的な役割を果たすことを意味します。しばしばdomme、domなどとも略されます。

フェムドムは、女性が支配的であれば服従的なパートナーは男性、女性どちらでもかまわない定義です。そのため女性同士のBDSMプレイは単なるレズビアンではなく、Femfemと呼ばれることもあるようです。英語では支配的な女性は「ミストレス(Mistress:女主人)」あるいは「ドミナ(Domina:支配するというDominationの略)」と呼ばれていますが、スペインでは「Ama」、フランスでは「Maitresse」と呼ばれます。

主にフェムドムでは支配的な女性は傍若無人にふるまい、服従的なパートナーに対し激しい鞭打ちや屈辱的な仕打ちをする、という認識が強いのですが、これはもともと現実が長らく男性優位社会であったために男性の服従的パートナーにとっては女性に支配されることがそもそも屈辱であり、その価値観の逆転こそがフェムドムの醍醐味と考えられているからです。また、女性同士の場合でも女性だからこそのえげつない責めや仕打ちを行なう、と認識されることが多いようです。

プレイにおいては鞭打ち、スパンキング、緊縛などのプレイから、ヒューマン・アニマル・ロールプレイなどの地位を誇示しやすいプレイが好まれます。また、支配的な女性はペニスバンドと呼ばれる張り形つきの下着を身に付け服従的なパートナーと行為に及ぶこともしばしばです。

日本ではSM雑誌の挿絵画家として活躍した春川ナミオが好んで描きました。
春川の描く女性はルノアールの描く女性のように豊満でグラマラスであり、男性はたいがいがやせ細っていて体格的にも負けている、という特徴があります。
そうした女性が男性を文字通り尻に敷き、押しつぶすというテーマを春川は好んで描いていました。

放置プレイ

放置プレイ(ほうちプレイ) は、主にSMプレイにおいてマゾヒストを長時間放置するプレイ。

SMではさまざまな方法でマゾヒストに身体的・精神的な苦痛を与えるが、その中の放置プレイは性行為の最中にパートナーに放置・無視され精神的苦痛を与えることによって性的快楽を得ることが目的のプレイである。 縄・拘束具などでマゾヒストを拘束し(緊縛)、そのまま長時間に渡って一人きりにしておくというやり方が一般的であるが、パートナーは同じ空間に居て、徹底的にマゾヒストの存在を無視して別の行動をし続けるというような手法もある。 マゾヒストは長時間拘束され続ける身体的苦痛や助けを求めることが出来ない精神的苦痛を性的快楽とする。女性がバイブレーターや媚薬を使った状態で放置され、性感も受け続けることがある。

しばしば放置プレイは羞恥プレイと組み合わされる。この場合は裸のまま、あるいは恥ずかしいポーズで拘束されるなど羞恥心を感じさせられる状況で放置される。
人目のつくところで恥ずかしい格好をさせて放置するという野外放置プレイもある。

 
注意点

放置プレイ中に、サディストがマゾヒストから離れたところにいる場合は、安全上細心の注意が必要である。放置プレイに拘束は付き物だが、緊縛は避けるべきである。長時間の緊縛は、血行障害により壊死や麻痺の危険性があるからである。 拘束衣などを使った比較的安全な方法が好ましいが、それでも緊急時の対処法を用意しておく必要がある。これらは自縛と共通した問題である。

裸での野外放置プレイなどの場合は羞恥プレイと同様、公然わいせつ罪にあたる可能性があるため、この点も十分に注意する必要がある。

 
放置プレイの一般化

本来、「放置プレイ」という用語はSMという非常にアンダーグラウンドな業界に限定された一種の隠語であったのだが、1990年代頃から恋愛観や性文化の多様化により、徐々に認知され始めており、しばしば本来の用法と異なった意味で用いられつつあるという。
例えば、恋愛におけるいわゆる“How to本”などでは、連絡を突然絶やすなどして特定の異性の気を引くことなどを俗に「放置プレイ」と呼ぶことがある。

ボンデージ

ボンデージ(bondage)とは、性的興奮を得るための拘束行為、もしくは拘束を行うための道具及び衣装をまとめて呼ぶことが多いようです。 「ボンテージ」というようにカタカナ表記されることがありますが、Bondageからすれば正解は「ボンデージ」です。

 
ボンデージとは何か

ボンデージは本来拘束状態を示す英語です。SMプレイのことを指すように用いられた結果、現代においては幅広く解釈が広がり個々の定義は広範化しています。ボンデージとは、何を指すのかについては様々な意見が存在し、次のような観点があります。

  1. BDSMを行っているグループでは、ボンデージは服従、被服従関係を築く技術の1つである
  2. 性行為を行うカップルの間では、ボンデージは性行為の技術の1つである
  3. 自慰行為を行うものにとっては、想像をかきたてる方法である
  4. 自縛行為に代表される、1人で行えるものである

ボンデージはほぼ全ての性的嗜好の人に受け入れられる要素がありますが、性的関係で革・ラテックス・PVC(塩化ビニール)等の光沢のある衣服に身を包むという嗜好がひとつであると考えられているようです。

 
字義的な意味とファッション

英語ではBondageは束縛、拘束、囚われの身分、囚われの状況を指す言葉であり、字義的には支配的なパートナーが服従的なパートナーを何らかの形で束縛することがボンデージと解釈することができます。ただ、近年ボンデージファッションの一般化により革やPVC製の衣服をボンデージと見なすことが多いようです。

 
危険と安全対策

ボンデージを楽しむためには、様々な安全対策が必要です。またパートナーが十分に信用できる人物であることが何よりも大切だといえます。
注意すべき点は多岐にわたりますが次のような点が挙げられるでしょう。

  • 行為を終わらせるために言う言葉(safe word:セーフワード(後述))を決めておき、不快である場合は直ちにやめる

  • 飲酒状態でボンデージを行わない

  • 拘束した人を眼の届かないところで放置しない

  • 首の周りにヒモやロープを結ばない。首輪などの場合は、十分な余裕があることを確認する

  • 胸などが圧迫され、呼吸困難になる体勢に放置しない

  • ハサミやナイフを準備し、ボンデージ器具が故障したり、結び目が解けなくなった場合でもすぐに拘束を解けるようにしておく

  • 頭をすっぽり覆うものや口にはめるものを使う時には、呼吸ができることを確認し、飲み込んでしまった場合でも(なにかの事情で嘔吐した場合は吐瀉物が)喉につまらないようになっているものを選ぶ
 
セーフワード

ボンデージプレイの場合、支配的なパートナーと服従的なパートナーとの行為はロールプレイになることが少なくありません。そのため服従的なパートナーは気分を高揚させるために「いや」とか「やめて」という言葉を言いますが、この言葉をそのまま受け止めていたのではいちいちプレイを中断せねばなりませんが、もし無視してプレイが続けられたならば、本当に「いや」で「やめて」ほしい場合でも止める手段が無いことになります。そのためあらかじめパートナー同士で「行為を終わらせるために言う言葉」を決めておいて(何でも良いと思いますが、二人のキーワードになりますので!)その言葉が発せられた場合は直ちにやめることがお互いの信頼関係を維持する方法となるでしょう。

しかし口枷、ギャグボールなどを好む場合はセーフワードを言うことが困難となるため、その場合はジェスチャーなどなんらかの方法で行為の中断を伝える余地を残しておくことが必要です。

マゾヒズム

マゾヒズム(英語:Masochism)とは、肉体的精神的苦痛を与えられたり、羞恥心や屈辱感を誘導されることによって性的快感を味わったり、そのような状況に自分が立たされることを想像することで性的興奮を得る性的嗜好の一つのタイプです。
被虐性欲(ひぎゃくせいよく)とも呼ばれます。極端な場合や世界保健機関のICDにおいては、精神疾患とも見なされ、この場合は性的倒錯(パラフィリア)となる。

しかしながら近年デンマークにおいてはマゾヒストの人権に配慮してマゾヒズムは精神疾患とはみなされなくなったようです。
ジル・ドゥルーズの批判にもかかわらず、ICDにおいてはサディズムとマゾヒズムは相関関係にあるという考えを背景にして両者は今なお「サドマゾヒズム(F 65.5)」という疾患名に包括されています。

なお、マゾヒズムという発音・表記はドイツ語と英語の混淆したものと推測されており、発音は英語ではマソキズム、ドイツ語(Masochismus)ではマゾヒスムスに近いです。
『毛皮を着たヴィーナス』(Venus im Pelz)など自伝的な作品で、身体的精神的苦痛を性的快楽と捉える嗜好を表現したオーストリアの作家ザッヘル=マゾッホの名前に由来してこう呼ばれています。1886年に著書「性の心理学」でマゾヒズムの概念を提唱したのは、クラフト=エビングでありました(当時、マゾッホは存命でした)。

性的な倒錯として定義されましたが、後に被虐的な傾向一般をマゾヒズム(Masochism)と言うようになり、性的嗜好のマゾヒズムは、「性的マゾヒズム(Sexual Masochism)」とも言い分けて区別することがあります。

マゾヒズムの嗜好を持つ人を「マゾヒスト」と呼びますが、俗語で「マゾ」と呼ばれていたりしますが、(用例「マゾ女」など)単に「マゾ」と略すと、マゾヒストとマゾヒズムの両方の意味を持ちます。
被虐性淫乱症とも呼びますが、これは変態性欲の通俗概念などと同様、多分に差別的な呼称であるといえます。

ひとりの人間がサディズムとマゾヒズムを合わせ持っている場合はサドマゾヒストと言われ、略してサドマゾとも言われています。

 
マゾヒズムとは何か

人間が社会生活を行なっていれば様々な理不尽と思える状況に直面することがありますが、そういったときに「自分が我慢すればよい」と不当な圧力や要求に耐える人が存在します。
また「囚われのお姫様」や「苦難を乗り越え進む英雄」と言ったヒロイックな状況は、苦痛・圧迫を伴いながらも陶酔感や大きな達成感が得られるといえます。そのため、どのような人間でも被虐嗜好的要素を持ち合わせているという説はかなりの人々に当てはまるでしょう。
こうした自己犠牲や苦痛や逆境への親和が、実は、性的嗜好としてのマゾヒズムの基盤にあります。

理不尽に他人から暴力を振るわれて、それでも「自分が悪かった」「自分が我慢すればいい」と考えるのは防衛機制ですが、マゾヒズムの心理には、このような機制が存在すると言うべきであります。
また自罰的傾向のある人は、他者から与えられる身体的精神的な加虐によって、かえって心の安定が得られることがあり、ここでもマゾヒズムへの趨向が見出されるのです。

マゾヒズムはこのように、個人の自我の心理的な安定機制と深く関係しています。
これに対し、他者から苦痛や加虐を与えられて単に喜ぶだけの心理はマゾヒズムではないとする考えがありますが、性的な状況においてこのような機制が働けば、性的快感や性的興奮に繋がるのであって、それは即ち性的マゾヒズムであり、自虐的な心理傾向を、性的嗜好としてのマゾヒズムと区別する方が寧ろおかしいといえます。
このような区別の背景には、マゾヒズムを先天的な気質あるいは人格の基底的趨向とする見方がありますが、この考えは実証されておりません。

マゾヒズムのなかには、先天的な素因が想定できるものがありますが、「マゾヒズム」という単一の心理趨向があるという根拠がそもそも存在しないのです。性的嗜好は、嗜好の現象的様態による分類把握であって、マゾヒズムのような心理機制がどのように成立しているのか、複数の機構が想定でき、更にそれ以上の多数の未知の要因が関係していると言うべきでしょう。
ある種類のマゾヒズムは精神障害として、性的倒錯に規定されています。これにより差別性が生まれる事がありますが、世間一般ではマゾヒストは変態だとか異常だとかいう偏見も存在します。しかしながら、性的嗜好における異常とか正常という問題は非常に難しいのです。

 
SMについて

マゾヒストがその性的嗜好を満たそうとするとき、必ずしもパートナーとして、サディズムの人を選ぶ必要はないと考えます。人間関係の一環としての性的な交際においては、程度にもよりますが、ソフトな水準のマゾヒズム嗜好を、相手がサディスティックな行為によって満たすことはそれほど不可能なことではありません。また、相手にサディズムの性的嗜好がある場合は、ある意味で理想的なカップルだとも言えるでしょう。

しかし、マゾヒストやサディストという単純な区分は、微妙な個々人の性的嗜好のありようを表現できないのであり、失神するまで鞭で打つ、棒で殴るなどの加虐を受けて満足するマゾヒストもいれば、それは暴行、虐待に過ぎないと感じるマゾヒストもいるでしょう。
相手との人間関係を配慮し、互いの嗜好についてある程度の妥協が行われる場合、そして両者のあいだの行為において満足が得られているのなら「SM」という概念が成立するといえます。

サディズムにしろマゾヒズムにしろ、個人ごとで求める性的嗜好の内実の質は異なるのだという認識が重要です。これを無視して「サド男」や「マゾ女」など、先入観に基づく勝手な条件を相手に求めるとき、そんな好都合な条件に合う相手は極めて少ない、あるいはそもそも存在しないということを知ることになります。

売春などで、マゾヒズム(あるいはサディズム)を売りにしている相手との行為などの場合は、相手が金銭と交換に「好都合な条件」を満たしてくれているのであって、このような形でも「SM」が成立するのです。(心から満足できているかという問題は別にして、関係性だけで言えばということです)

マゾヒズムである人間が同時にサディズムであるケースがあり、同じことであるが逆の場合もあります。このような場合、「サドマゾヒズム」と呼びます。
マゾヒズムの人間やサディズムの人間は必ずサドマゾヒズムなのかというと、一概には言えませんが、「サディズムとマゾヒズムは表裏一体である」という主張が古来よりあります。

「サディズム」の語源となったマルキ・ド・サドと「マゾヒズム」の語源となったザッヘル・マゾッホが両者共にサドマゾヒズム(サドは元来マゾヒズム的な嗜好を持っており、マゾッホは結婚した際、SMプレイで妻にM役を命じた)であったのです。
また、ドイツの社会心理学、精神分析学者であるエーリヒ・フロムは、著書「自由からの逃走」において、サディズムとマゾヒズムは本質的な部分において完全に同質な存在であり、自己実現をあきらめた人間が、他人に対して病的に従属しようとし、相手に対して歪んだ依存心を抱いてしまうとその結果発生するものであるとしています。

 
快楽

縄で吊るされる、鞭で打たれる、といったハードなSM行為はかなりの疲労と興奮をもたらします。
そのため脳内麻薬物質の分泌が盛んになり、いわゆる「ハイ」な状態が起こるのですが、それがマゾヒストの快感の源だとする説があります。また、一方では行為がなくとも状況を想像するだけで陶酔があり、快感が得られるという人も存在します。

BDSM 一般に言えることですが、マゾヒズムにおいてもサディズムにおいても、心理的な補償や、カタルシスの効果が背景に多く存在します。
発達課程におけるインプリンティングや学習、文化的・社会的な自己の存在主張(現存在の意味充足)などの実存的なプロセスもあり、人間における自由と束縛をめぐる心理複合の所産とも言えます。
マゾヒズムの場合は、とりわけ複雑な現存在のありようが背景にあると考えられます。

鞭打ち

鞭打ちは、網タイツとブーツ、もしくはハイヒールなどを履いた女王さまがラバーやエナメルのびっちりとしたボディラインが艶かしいボンテージスーツを身にまとい、M男たちに一鞭を与えているイメージが典型的かもしれませんが、そもそも鞭というのは猛獣使い、競馬の騎手なども使う調教用具のひとつなのです。 言葉の通じない、しかも獰猛な動物に、振り下ろした鞭の一撃で野獣に恭順させる象徴的なアイテムとなっています。

そのようなイメージから、鞭を持った側は持っていない側に対して威圧感、恐怖感、絶対的な上位に立つといった意味を与えます。
恐怖で押さえつけるのであれば、拳銃や刃物というさらに強力な武器もありますが、現実のプレイでは違法ですし、そもそも相手に重大なダメージを与えるので現実的ではありません。
けれども、鞭ならば所有することも使用することも可能です。さらに貴方が実際に鞭で打たれた経験がなくても、鞭で打たれた痛さまでもイメージすることができるアイテムです。

鞭の種類は大きく大別すると、1本鞭、バラ鞭、乗馬鞭があります。

1本鞭は、素材が編み込まれ錘が先に付けられており、軽く振っても相当の痛みがあります。
強く打てばミミズ腫れ、さらに強く振れば、皮膚も裂けるほどの強烈な威力となります。
アラブの国々では今でも刑罰の道具として使われているのも頷けます。

バラ鞭はこれに対して、打ったときの音は派手なものの、痛みそのものはかなり強く打たなければそれほどでもありません(もちろん、強く打てば痛みがあります)

乗馬鞭は、1本鞭やバラ鞭が本体を横に持つと鞭の部分がだらんと下がってしまうのに対して、横に持ってもピンとした形を持ったままです。 鞭部分が柔軟になっているのと違い、このピンとした形を保っていることで、狙ったところに思い通りの力で鞭打てるのです。

鞭は被虐の逸脱を愉しめる方にはやはり鞭はなくてはならないアイテムとしてお薦めいたします。

ロールプレイ(ロールプレイング)

性的ロールプレイ(せいてきロールプレイ、Sexual roleplaying)とは性行為においてある種の役割を演じる性的嗜好、または特定の衣装や服装への偏愛により、その衣装を着て性行為を行うことを指します。 本来は心理学において、治療や自身の問題行動の自認のために行なわれる人間関係の再確認がロールプレイと呼ばれています。日本ではごっこ遊びという呼び方で子供の遊びとして認識されているものが概念的に近いでしょうか。 性的ロールプレイと言った場合、基本的にはポルノ映画やアダルトビデオなどに見られる役柄が典型と言えます。
医師と看護師、医師や看護師と患者、看守と囚人、教師と学生、上司と部下、酒屋と奥さん、強盗と被害者、日本人と外国人、ご主人様とメイドなどの役割をパートナーと演じることにより性的興奮を高めるものです。

こうした性的な役割は普段人々が抱いている妄想の実現や現実の力関係の逆転、タブーを犯す歓びを擬似的に得ることを主な目的としているといえます。
通常の性行為でも用いられますが、SMプレイにおいても主人と奴隷という役割を認識しやすくするために何らかのロールプレイになることが多い。 また役柄は人間に限らず犬などの動物(ヒューマン・アニマルロールプレイと呼ばれる)としたり、椅子やベッドなど非生物にすることもあります。
より雰囲気を楽しむためにコスプレの側面も持っています。
これら一連の遊戯は性風俗産業においては、SMクラブやイメージクラブと呼ばれる店で行われることが多いが、近年は単なるコスプレになっている場合もあるようです。

 
性風俗での性的ロールプレイ

性風俗において、俗に コスプレコスチューム・プレイ と呼ばれる行為は、女性が特定の職業を想起させる制服、あるいはセーラー服などの中学生・高校生を想起させる服を着て男性の性欲を掻き立ててプレイすることを指し、コスプレという言葉の一般的認知とともにその行為も広まったといえます。

もともとコスプレでは(コスチュームを用いてキャラクターを)「演ずる」という意味の「プレイ」であるのに対し、性風俗用語では「性的プレイをする」意味の「プレイ」です。
具体的に使われる服装としては特定の職業として看護師・警官・スチュワーデス・エレベーターガール・レースクイーンなどの制服・ユニフォーム、学生時代を想起させる服装として学生服・体操着・スクール水着、その他にレディーススーツ・レオタード・水着・ジャージ・ドレスなどが用いられることが多いようです。コスプレ衣装の下に下着を着用する場合と着用しない場合があるようです。
風俗嬢が着用してプレイに活用することもあり、特にイメクラ(イメージクラブ)などではイメージプレイをする手助けとして、片方もしくは双方がコスチュームを着用してのプレイを行えるようにしている店もあります。またアダルトビデオの中には、アニメやゲームなどのキャラクターの衣服を模したコスプレをテーマとしたものもあります。

従来このようなプレイ全般を指す場合は制服物と言っていましたが、コスプレという用語が一般に定着するに及びコスプレ物という呼び方に置き換えられることも多くなったようです。
またいわゆるブルセラショップやアダルトグッズショップの中には各種制服・体育着などの延長線上として、これらと共にアニメやゲームのコスプレ衣装を取り扱う店も増えているようです。
その出来も年々よくなっており店の中には半ばコスプレ衣装専門店のような状態で、指摘されなければアダルト系グッズの取扱店だと気づかないこともあり、確実にシーンや市場が出来つつあります。

ただこうした店で取り扱うものは性的プレイで使うことが前提となっている商品であり、いわゆるコスプレイヤーが着ている服に比べると縫製が雑で使用しているうちにほつれて分解したり極端に露出度が高かったりすることが多いというのは念頭に置いておくべきでしょう。
このような衣装に不満がある場合でかつ中古品ではなく新品でもよい場合は企業・団体・学校などで指定している制服・ユニフォーム・学生服・体操服などを除き、 一般的な衣料品店(レオタード・スクール水着・競泳水着など及びそれらの下着に使うサポーターは衣料品店ではなくスポーツ用品店で取り扱っている場合もある)などで購入できます。

性交以外の性行為を行う時は、コスプレの全部または一部を着衣していても性交を行う時は全裸で行う場合と、コスプレまたは下着の全部または一部を着用したまま、性交を行う着衣セックスの場合があります。

 
コスプレ風俗

性風俗業界の中には、対象年齢層を比較的若年に絞込み、いわゆるおたく層を取り込むためにおたく色を前面に出したイメクラも現れました。
そうした店では「有名キャラなどのコスプレ」が根底要素となっておりアニメやゲームのキャラクターの衣装を着用した風俗嬢とのプレイが基本であり、また風俗嬢もアニメやゲームに精通した女性を起用しているなど風俗嬢と客、双方の趣味嗜好がマッチするため比較的快適にプレイができる傾向があります(もっともお互いの趣味嗜好が合いすぎて意気投合し話し込んでしまううちに制限時間が来てしまい、全くプレイができなかったという笑い話もあるようです)。

現在はこのような形態の風俗店が全国各地にできており、業態もイメクラだけでなくデリバリーヘルスなどでも行われているようです。
最近ではコスプレ系飲食店、特にメイド喫茶の急増もありメイド系を意識した店舗が増加傾向にあります。また、風俗嬢(特にソープ嬢)によっては非おたく向けの店であっても自前でコスプレ衣装を持ち込んでのプレイが可能であったり、おたく的趣味を公言している場合もあります。

最近の傾向では精神的に倒錯した世界を求めるよりも、お手軽にバーチャル感覚で「目的とする世界」を楽しめるものが流行していると思います。
例えて言うならば、メイド喫茶と言っても本来のメイドからはかけはなれた存在であり、ある意味では容易に「ご主人様」と言ってるだけのものになっています。 「形から入る」が先行してしまい、そこにあるべき「思い」が軽視されている現状があるのではないでしょうか。

BDSM

BDSM(ビーディーエスエム)とは、人間の性的な嗜好の中で、嗜虐的性向を一纏めにして表現している言葉です。

  「B」・・・Bondage(ボンデージ)
  「D」・・・Discipline(ディシプリン)
  「SM」・・・Sadism & Masochism(サディズム & マゾヒズム)

近しい文脈で語られる別の略語として、D&S、DS、D/S…Domination & Submission(ドミネイション:支配&サブミッション:服従)と呼ばれる言葉もあり、そのためSMと区別してBDSMはBondage & Discipline(又はDomination) & Submission & Manipulation(マニピュレーション:操作)等と原義が割り振られ、解釈は様々です。

ボンデージは直訳すれば「捕われの身分」であり、その状態を指します。ディシプリンは「懲戒」を意味し、西洋では体罰による厳しい躾も意味するようです。
サディズムは加虐性向、マゾヒズムは被虐性向であるので、状況としての嗜虐と行為としての嗜虐を含む広範な言葉と言えるでしょう。

 
状況としての嗜虐

BD、DSに代表される「囚われた状況」は童話や物語に多く見られる「囚われのお姫さま」に似た状況を指しています。支配する側が強圧的であり支配される側がそれに従わざるを得ない、と言う状況はBD、DSには欠かせないシチュエーションでありますが、必ずしも性行為は必要ではなく互いに趣味を理解し合ったパートナー同士が合意に基づいて状況を楽しむ事が大前提といえるでしょう。そのため性的ロールプレイ(後述)になる事が多いようです。

 
行為としての嗜虐

SMに代表される行為としての嗜虐は主に性行為に関連付けられて語られる事が多く、一般には性行為を伴わなくても粗暴な行為をする人間がサディストと定義される事も少なくありません。根性論を持ち出し選手をしごく監督や、部下に無理難題を押し付ける上司などがその例でしょう。

しかし本来はサディズムは性行為の一環としてパートナーを叩いたり、鞭打ったりと言う行為により性的興奮を覚える性的嗜好を指します。
そのため、ただの暴力と区別する為に、パートナー同士の合意が不可欠です。

 

ロールプレイ
パートナー同士が誘拐犯と被害者等お互いに役柄を決めて行なうものです。傍目から見れば実際に犯罪を行なっていると間違われる場合も多いプレイです。

エイジプレイ
日本では幼児プレイが一般的ですが、父と娘、母と息子等年齢差の有る役割として行なうロールプレイを総じて言います。

ヒューマン・アニマル・ロールプレイ
パートナーを人間ではなく動物として扱うもので、ネコ、イヌ、ウマ(ポニーガール)等が欧米では人気があるようです。

オークションプレイ
擬似的な人身売買の商品とするプレイです。買う側と買われる側との優位性を明確に決めた心理的要素があります。

ポゼッションプレイ
パートナーを家具に見立てます。ベッドのマットレスをくり抜いて入れその上で寝る、ソファーとクッションの間に入れる、椅子にする等のプレイがあります。

 

CFMN

CFMNとは、英語の「Clothed Females, Naked Males(着衣の女性、全裸の男性)」の略で、人数に関わらず着衣の女性と脱衣した男性とが繰り広げる性的倒錯を意味する言葉です。

CFMNはカテゴリーとして意味するところは非常に広く、SMや露出などいくつかの異なる場面設定を含んでおり、複数女性による単独男性に対しての可虐なども含まれます。

CFMNはだいたいの場合において支配的な女性と隷属的な男性によって行われます。
男性が性的な拷問を受けるという場面設定(鞭打ち、男性器虐め、ディルドを用いたアナル責め)、その設定には本人の射精は禁止というものもあります。
また、支配者側の女性がM男性や男性M奴隷に家事をやらせたり、M男性や男性M奴隷を裸のままに放置したりすることもあります。
ほかにも全裸のM男性や男性M奴隷が首輪、貞操帯を着用させられたり、全身の体毛を剃られたり、あるいは裸体に侮辱的な言葉を書かれたりといった恥辱プレイ的なものもあります。

一般のポルノグラフィでは女性支配者にはボンデージファッションがイメージとして用いられますが、実際のプレイにおいては男性が全裸で女性は素朴で平凡な服を着ていることが多いようです。
CFMN愛好男性の中には、こうした侮辱的ではない状況下で自らを女性に見られることを好む人も存在します。判りやすい設定としては、男性ストリッパーを見る女性などがあります。
あるいは男性が望まないにもかかわらず、服を着たままの女性に脱がされ、やがて全裸になるといった設定などもよく好まれます。 男性が誰も入ってくるとは思わず、寝室やロッカールームなどで全裸になっている場所に、服を着たままの女性が入ってくるという設定もあります。

女性の前で男性が全裸になるよう強いる設定は、CFMNにおける主題です。
全裸を賭けて行われる何らかの勝負に負ける、脅迫される、あるいは服を着ている女性による医学的検査を受ける、などの設定です。

「精神的に辱められる自分を客観視すると興奮する」という、やや複雑な心理に憧れる方に強くお薦めいたします。

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